ウズベキスタンにある世界遺産の街、ヒヴァの絶景ビューポイント2つ (1/3ページ)
ウズベキスタン西部に位置するヒヴァ。
周囲およそ2200メートルを城壁に囲まれた旧市街「イチャン・カラ」は世界遺産にも登録されています。
石畳の道を歩けばタイムスリップしたかのように感じられる博物館都市・イチャンカラを見渡せる2つの絶景ビューポイントをご紹介します。
まずは「アク・シェイフ・ババの見張り台」に行ってみましょう。
見張り台へは17世紀に建てられた「古い宮殿」という意味のキョフナ・アルクとつながっています。
この見張り台は特別高いところにあるというわけではありませんが、イチャン・カラのシンボルともいえるミナレット(尖塔)、「カルタ・ミナル」をすぐ近くに望める景色が魅力です。
カルタ・ミナルはヒヴァで最も高いミナレットになる予定でしたが、建設途中で工事が中断されてしまった未完成のミナレット。
その理由はハーン(君主)が急死したからではないかと言われています。
土色の砂漠の街のなか、七宝焼を用いて美しく装飾されたブルーグリーンのミナレットは圧倒的な存在感ですね。
城壁の上は歩くこともできるようになっています。
ここにのぼってみると、城壁の上部に施されている装飾や、段差の多いキョフナ・アルクのユニークな建築構造など、なかなか下からは見えにくいポイントにも気づきます。