幼児期の買い物体験で変わる!「子どもの算数力」をグンと伸ばすコツ (2/2ページ)
でも、お金を触っている子は“150円は10円玉15個集まった数だ”“150円は100円と50円だ”と理解しています。幼児でも1.2.3.21.22……がわからなくても10円、100円の感覚はわかるものです。
“何となく体験させる”これだけで大きな数の単位を理解する素地ができます。
■家でできる!お店屋さんごっこ例
100円ショップでも玩具のお金が売っています。これを利用するのも良いですが、コインが全種類は入っていないこともあるので、本物のお金を使ってお店屋さんごっこをして遊んであげましょう。
例)
(1)お煎餅は1枚10円、クッキーは1枚30円、飴は1個1円、チョコレートは一箱100円と値段を付けておく
(2)ママがお菓子屋さんになり「好きな物2種類選んでいいわよ」と買わせてみる
出来るようになれば「今日は200円以内であればどれ買ってもいいわよ」なんていってみるのも良いでしょう。
ただし、5円玉、50円玉の5の単位は幼児には難しいので“10の単位の理解”深まってから取り入れるようにしましょう。
実際の生活では“1,980+258=2,238”なんてわからなくても不便はないです。でも「1,980円と258円のものを買うの3,000円で足りるかな?」の“概算”は必要ですよね。
知能よりも生活力が大事だったりします。お勉強は小学校に入ってからでいいです。幼児期は日常の中で実体験を積むことの方が大切ですよ。
【画像】
※ bokan、lithian、Syda Productions、Syda Productions/ Shutterstock
【著者略歴】
※ 立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』