​結婚式やお祝いの場で使える! 会席料理をいただく際の正しいマナーと箸使い (2/2ページ)

学生の窓口

箸使いにはたくさんのタブーがあり、もしも覚えるのがむずかしいと思ったら、その会席のホスト役の人の箸使いをまねしましょう。基本的なところでは、刺し箸(料理に箸を刺す)、ねぶり箸(箸先をなめる)、迷い箸(器の上で箸を右往左往させること)などは美しくない振る舞いです。

■その他、知っておくと便利なマナー

会席料理では、最後(デザートの前ですが)にごはんと止め椀(おみそ汁)と香の物(お漬物)が出ます。家にいるときと同じように、ごはん茶碗を受け皿のようにして香の物を乗せてしまわないように注意しましょう。白いごはんは白いままにしておく、という心構えです。

会席料理には、懐紙(かいし)という小さな和紙を二つ折りにしたものをもって行くといい、という話を聞いたことがあるかもしれません。これは受け皿の代わりにしたり、魚の骨を外したり、食べ残しを隠すのに使うナプキンのようなものですが、慣れないと使いどころがわからないのもたしかです。これも先輩の使う様子を観察しながら、少しずつ勉強していきましょう。

和食のマナーは、細かいことをいえばたくさんあるのですが、見た目に美しく、出されたままをおいしくいただくという心がけが基本姿勢になっています。大学生のみなさんは、迷ったらまわりを観察し、美しく見えるかどうかを考えて判断しましょう。

文・ファナティック

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