自衛隊の実力は? 日中韓&北朝鮮「本当の軍事力」徹底検証 (5/6ページ)

日刊大衆

外見上、すなわちハードウェアはイージス艦を思わせますが、実際の運用を司るソフトウェア部分の更新がうまくできているかどうか……。実績のある海自のイージス艦とは“似て非なるもの”と考えたほうがよいでしょう」(同)

 中国軍は陸軍主体であったため、中国海軍の歴史は浅い。各国のハイテク艦をコピーしまくり、見栄えは近代海軍を装うのだが、その実力には「?」マークが冠されるようだ。「中国海軍は、個々の艦艇の質は向上しているものの、乗組員の質、艦隊として行動するための戦術などは、まだ発展途上にあります。海上自衛隊に勝利できるほどのレベルにはありません。現時点では、外交的な配慮などで、政治が自衛隊の作戦行動に制限をかけることがなければ、中国空海軍の侵攻は十分に阻止できるでしょう」(軍事ジャーナリストの竹内修氏)

 そのため、中国は“海底のハンター”潜水艦に活路を見出しているという。「戦闘艦艇135隻のうち、半数近くの61隻が潜水艦です。中国は原子力潜水艦も保有していますが、実際に海自艦と渡り合えるのは、ロシアから購入したキロ級潜水艦だけでしょう。ただ、それも、12隻のうち8隻しか稼動していない状態です。ロシアが整備契約を結ぶことを拒否してますので、数は揃っていても、それほど大きな戦力となっていないのでは」(軍事ライターの古是三春氏)

 北朝鮮と韓国は、海軍力で大きく後れを取る。「北朝鮮に海軍はないに等しい。できることは、サンオ級などの小型潜水艦に武装工作員を乗せて運ぶことくらい。韓国も国産イージスなどハイテク艦を保有していますが、運用実績に乏しく、技術面の問題もあり、海自の敵ではありません。また、ドイツからライセンス生産で購入した潜水艦を自国の現代重工業が分解したら元に戻せなくなり、長らくドックに入ったままという情報もあります」(黒鉦氏)

 最後に航空戦力はどうか。「まず北朝鮮空軍は、燃料不足により飛行訓練もままならない状況。無視してよいレベルでしょう」(前同) 韓国は空自の主力戦闘機であるF-15Jを凌駕する能力を持つF-15Kを運用するが、「問題が多い」(前出の防衛省幹部)という。「韓国空軍は訓練中の墜落事故が多いのですが、これは技術・整備面に問題があるからでしょう。

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