大学生のあなたも危険?! 交通事故が多い都道府県Top3! (2/2ページ)
■トラックによる死亡事故は埼玉県が最も多い
ところで死亡事故件数について、トラックが第一当事者となったものについてだけ見てみると、埼玉県が32件、大阪府が29件、愛知県が22件となっています。大都市近郊のトラックによる貨物輸送時に死亡事故が多く発生していることが見受けられます。どうしても人口が多いとそれだけ物流も活発になるため、死亡事故件数が多くなってしまうようです。
なお、日本全体で、高齢者の死亡事故も増えてきています。高齢歩行者の特徴について、「反射材なしの黒い服装」で、「夜間、薄暮時」に「ななめ横断中、左からきた車両と衝突」する事故が多く発生しています。車を運転するさいには気を付けるようにして、身近な高齢者には注意を喚起しましょう。
日本の交通事故件数は、平成16年をピークに減少傾向に見られます。しかし地方やトラック輸送といった視点で見れば、減少傾向にないところも見受けられるため、学生のみなさんも普段から安全の意識を高めて気をつけてくださいね。
文・ファナティック