【世界の絶景】バルセロナが世界に誇る近代建築、ガウディの建築群 (1/3ページ)

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【世界の絶景】バルセロナが世界に誇る近代建築、ガウディの建築群


地中海沿岸に位置する港湾都市バルセロナ。

歴史あるこの街に訪れた近代の大きな変革、それが19世紀の産業革命でした。

産業革命によって爆発的に増加した人口と、その人口増加によって引き起こされた公衆衛生の問題を解決するために採用されたのが、イルデフォンソ・セルダの「大拡張計画」。

その計画によってバルセロナ城の城壁が解体されバルセロナの新市街アシャンプラが産まれます。

133.4m四方の正方形を一区画として、碁盤の目のように南北に道路を整然と敷くことで新しく生まれたアシャンプラには、多くの富裕層が居を構え、バルセロナ全体はこれまで以上に繁栄の歴史をスタートさせていきます。

そんな富裕層のうちの1人、繊維会社を経営する富豪エウセビオ・グエルが招聘(しょうへい)した建築家が、現在のバルセロナを世界的に有名にした人物の1人といってもいい建築家アントニオ・ガウディでした。

当時のバルセロナの建築家エリアス・ロジェントをして「彼が狂人なのか天才なのかはわからない、時が明らかにするだろう」と言わしめたという、斬新なデザインは現代の私たちにも鮮烈な造形美を伝えています。

たとえばカサ・ミラ。

建築当時は斬新すぎて、バルセロナ市民からは「石切場(ラ・ペドレラ)」と揶揄(やゆ)された建物ですが、今ではバルセロナを代表する建築物の1つとなっています。

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