フランスの世界遺産の街をもっと楽しむ!ストラスブールの遊覧船 (3/5ページ)

ここから先、ストラスブールの中でも特に可愛らしい木組みの建物が連なる「プティット・フランス」地区に入っていきます。

この水門は水位の違いを利用して開くきわめてアナログな仕組み。
門が開く際、門の手前の水位が上昇し船が徐々に浮き上がってくるのが体感できます。

数分待つと門が開くと同時に船の位置も下がり、少し後退します。
水位の変化をリアルに感じるのは、遊覧船に乗った人だけが得られるユニークな経験です。

船が水門を通過する様子を一目見ようと、川沿いにはたくさんの見物客がやってきています。
中世の時代、このあたりは皮なめし職人が集まる地区でした。
皮の加工には大量の水を必要とするため、豊富な水資源をもつこのエリアは彼らにとって最適だったのです。
ここに立つ家々の窓が大きいのは、皮を干す屋根裏部屋の換気を良くするためだったのだとか。
今は可愛らしい街並みで人気の地区が、かつては皮革の匂いが漂う職人の街だったなんて、興味深いですね。