人間が1日5万語も無意識に発している「ひとり言」の有効活用法 (2/4ページ)

Suzie(スージー)

けれど、ほとんどの人が自分のひとり言を無視しているんですよね、周りとうまくやっていくために」

■外側にしか軸をおかないのは危険!

私たちは、生まれてから成人するまで、社会性を身につけていくための教育やしつけを受けてきています。

それは生きて行くうえで大切なことでもありますが、行き過ぎると、組織や社会といった外側にしか軸をおかなくなり、内側に自分だけの軸を持つことができなくなるそうです。

こんな例をお聞きしました。

あな田さんが女性ばかりのセミナーで話をした際、「このなかにやせたい人はいますか?」と聞いてみたところ、見るからにやせている人も含めてほぼ全員が手を挙げたそうです。

ところが、「では、いまの日本社会でモテる基準がぽっちゃりしていることになったら、それでもやせたいですか?」と聞いたところ、みなさん、黙ってしまったとか。

自分の基準を育てずに、知らないうちに、社会の基準やキャリアに合わせた生き方をしている人は多い、とあな田さんは指摘します。

「資格を取ったり、結婚できるかどうかにこだわったりすることも、同じです。だから、苦しくなるんですよ」

■私達は自分をもっと大切にするべき

「ひとり言に耳を傾けることは、自分を大切にすること」だとあな田さん。

ひとり言のなかには暴言やネガティブな言葉もあります。

「人は、いっていることと思っていることとが必ずしも一致するとは限りません。たとえば、“やっておきます”といっていても、心のなかで“おまえがやれよ”と思っていたりしますよね。そのとき、心のなかに出てきた言葉こそがひとり言なのです」

どんなにネガティブな言葉でも、ドロドロしていても、すべて自分なのだと認めてあげることが大事だということでしょう。

また、たいていの人は自分にとても厳しいのだそうです。

「自分に対する態度や声がけは、そのまま他人への態度に投影されます。

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