秋津壽男“どっち?”の健康学「ガンマGTPの数値が上がる“2つの理由”。2週間の断酒で改善しなければ食事に注意」 (2/2ページ)

アサ芸プラス

最低でも「4日飲んで3日休む」ぐらいがちょうどいいのです。

 また、アルコールではなく食事が原因の場合、炭水化物や脂肪などバランスよく減らすべきですが、現実問題として、現代の日本人は炭水化物だけがオーバーしていますので、ごはんや麺類を1食抜いてください。午前中のパフォーマンスに影響しますので、夕食で抜くのがベストでしょう。

 また薬物の摂取についても注意が必要です。サプリメントと聞いて「体にいい」というイメージを持つ人も少なくありませんが、サプリメントのほとんどが「薬として製品化されなかったもの。効果がないため廃番になったもの」です。本当に効果があるなら製薬会社が製品化するはずで、悪く言えば、薬の落ちこぼれです。

 昨今はやっているウコン成分の入った錠剤ドリンクでも、ガンマGTPの数値は上がります。二日酔いや悪酔い防止でウコンを飲む人は多いですが、ウコンで有名な副作用は肝機能障害です。肝臓に鉄分がたまりやすいC型肝炎など、肝臓に障害を持つ人がウコンを飲むと、肝臓の鉄分が増えて症状を悪化させます。

 いずれにしても、ガンマGTPの数値が上がったら、すぐに生活習慣を変えるべきなのです。

■プロフィール 秋津壽男(あきつ・としお) 1954年和歌山県生まれ。大阪大学工学部を卒業後、再び大学受験をして和歌山県立医科大学医学部に入学。卒業後、循環器内科に入局し、心臓カテーテル、ドップラー心エコーなどを学ぶ。その後、品川区戸越に秋津医院を開業。

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