水のいらない観葉植物、空気洗浄効果にも期待 (1/3ページ)

FUTURUS

水のいらない観葉植物、空気洗浄効果にも期待

「水のいらない観葉植物として話題のPikaplantがオランダを中心としたヨーロッパ諸国で静かなブームを呼んでいる。「水をやる必要がない?それじゃあ、プラスティックか何か?」と思うなかれ。これはれっきとした、正真正銘の生きたプラントなのだ。


■  テーブルの上に飾れる小さな「ビオトープ」

考案者は2人のオランダ人、ダニエル・スタージョ、ヨースト・ファン・ウデンである。彼らは大きなガラス瓶の中で、小さなエコシステムつまり、植物、土壌、水、空気の中の微生物が己の自然生態系を構築する、「ビオトープ」を現実化させるべく、このプラント生産の企画を立ち上げた。

観葉植物などの植物が身近にある生活は、人間をクリエイティブにし、ストレスを減らす効果があることは周知だ。植物には、気中の湿度を調節するのみならず、人間の身体にとって有害な物質を積極的に削除する役目をも果たすとされる。人の生活にうるおいを与えるために考案された、このPikaplantだが、最大のウリは、ほぼ世話いらずなことだ。プラントの種類にもよるが、約8か月から約1年間は、定期的に水を与える必要がない。その理由は、密封されたガラス瓶の中で、天然の高湿ビオトープ状態が保たれているためだ。小さな空間の中で、プラント、土、水、酸素が理想的な自然形態を構成しているからに他ならないといえよう。

■ 室内の空気清浄も。インテリアとしてのデザインも抜群

このPikaplantは現在、3種類が販売されている。もっとも人気があるのは、インテリアとしてオフィスのデスク上などに気軽に置ける、商標名・Coffea(コフェア)というミニ・コーヒープラントだ。こちらには、エチオピア産のアラビカ種が使われているという。

もうひとつは、Tableau(タブロー)という名前のプラントで、大きめのガラス瓶にプラントを植えた鉢が3つ、そして水が入ったメタル製の鉢がひとつ入っているものだ。ガラス瓶という狭いスペースの中だからこそ、自然な環境が実現できる!と謳われたこのTableauでは、乾期と湿気のバランスをうまくコントロールするために、この鉢の中の水が効力を発揮するのだ。

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