『コイケヤ ポテトチップス トースト味』朝食の座を狙い撃つ新潮流ポテチ・スタイルは果たしてアリなのか!? (3/4ページ)

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封を切るときつね色のトーストを連想させる香りがパーっと広がり、なかなかに美味しそうだ。見た目は何の変哲もないポテトチップス。湖池屋特有の焦げ目が鮮やかなタイプ。
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一枚口に入れてみて、確かにトーストだと感じた。トーストの少々焦げた耳のあたりの食感。バターの香りもふわっとして、目を閉じればバタートーストを食べているかのような気分に浸れる。これは面白い。
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ただこれ、明らかにトーストのフェイクである。トーストを切らした時、焼くのが面倒な時などに良いかもしれないが、あくまでトーストの美味しさ(もちろん慎重に食べるとポテトの味わいはする)なのだ。そもそもパン、お米、グラノーラに続く“第4の朝食”の座を狙うのなら、それらの味わいを踏襲するのではなく、朝食向きな新しい食べ心地を実現しなくてはいけないのでは? でないと単なるトーストの代替え品になってしまうのでは?

次々と食べてみるが「トーストのようだ」という感想しか出てこない。一袋も50gなのであっという間に食べることができる。所要時間も本物のトーストと大差ないのでは? カロリーも284kcalと、バターを塗った食パン1枚が約250kcalなので似たような感じ。
■ まとめ:手軽な朝食の候補の一つにはなれるかもしれないが、それまで
食べきってみると結構腹は膨れる。コーヒーをお供に『コイケヤ ポテトチップス トースト味』を食べれば、朝食と言ってもいいのかもしれない。何よりパンを焼かないでもトーストの味が楽しめるのは便利だ。しかしやっぱり湖池屋の実力で”朝食にふさわしいポテトチップスの新味”を開発してほしいという思いは拭いきれなかった。それこそが湖池屋の言うところの真の”ジャガイモベーション”だと思うのだが…。

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