サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「アルバートドックの末脚爆発!」 (2/2ページ)

アサ芸プラス

1週前の追い切りでも力感あふれる動きを披露、状態のよさを誇示していた。

「ここにきて稽古で動くようになった。たくましくなった証拠。雰囲気もよく、この分なら楽しみ」

 須貝調教師はじめ、厩舎関係者は、こう言って仕上がりのよさを強調する。ならば、大いにチャンスがあっていい。

 強烈な末脚が身上で、その瞬発力は直線の長い東京コースでこそ存分に発揮できるというもの。東京コースは初めてになるが、持ち味を生かすには、まさに格好の舞台と言っていい。

 母は、米GI(ラスヴィルヘネスS)勝ち馬で、近親にアンユージュアルサスペクト(GIハリウッドターフCS勝ち)がいる良血。良馬場条件に大きく狙ってみたい。

 マーメイドSは、牝馬によるハンデ戦。荒れることでよく知られる重賞だ。今回も顔ぶれから一筋縄では収まりそうにない。穴党の出番である。

 狙ってみたいのは、ゴールドテーラーだ。1000万条件を勝ち上がったばかり。いかにも家賃が高そうに見られるが、ハンデをもらえば勝負になっていい。恐らく51キロ。背負わされても52キロだろう。ならば‥‥である。

 ステイゴールドを父に、母の父がガリレオ(英・愛ダービー)。オクテの血筋だけに、まだまだ良化の余地は十分。距離よく、阪神コースは相性がいい。ここは、この馬にとって走れる条件がそろっている。近親にビッグストーン(クイーンエリザベス2世SなどGI2勝)がいて血統的に筋が通ってもいる。道悪もうまそうで、晴雨にかかわらず狙い撃ちといきたい。

「サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「アルバートドックの末脚爆発!」」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2016年 6/16号マーメイドSアルバートドック水戸正晴競馬スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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