サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「アルバートドックの末脚爆発!」 (1/2ページ)

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サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「アルバートドックの末脚爆発!」

 今週は東で「エプソムC」が行われる。比較的堅い決着の多い重賞だが、今年は好メンバーがそろい、ひと波乱あって不思議はない。一方、西の「マーメイドS」は、6年連続2桁人気が馬券に絡む、大荒れ傾向のハンデ戦!

 来週から函館開催。夏のローカル競馬の始まりだ。もうわずかとなった中央場所の今週のメインはエプソムカップ。その閉幕近しを惜しむかのように顔ぶれがそろった。

 GIII戦とはいえ約半数が重賞勝ち馬で、重賞2着馬も4頭。中にはGIで勝ち負けしたマイネルホウオウ、ルージュバックもいる。肩書はなくとも将来を期待される上がり馬のロジチャリスに、良血ラングレー(GIドバイターフ勝ちのリアルスティールの兄)もいて、白熱した競馬になること請け合いだ。

 ただ、別定戦だけに、比較的人気サイドで決着を見るレースになっている。馬単導入後、これまでの13年間(データ期間は以下同)、馬単で万馬券になったのは2回のみ(馬連0回)。1番人気4勝(2着3回)、2番人気3勝(2着3回)と、本命党の重賞と言ってよさそうだが、前述したようにハイレベルの争い。今年はどうだろう。

 年齢を見ると、勢いに乗る4歳馬が8勝(2着6回)、充実著しい5歳馬が4勝(2着5回)と圧倒的。7歳以上で連対した馬は1頭もおらず、高齢馬は敬遠したほうがよさそうだ。

 最も狙ってみたいのは、アルバートドック。データどおり、上り調子にある4歳馬で、期待しないわけにはいかない。

 昨春、毎日杯、京都新聞杯で差のない競馬をして秋を期待されたが、ひ弱さが抜け切れず神戸新聞杯7着、菊花賞は12着に敗れた。それでも使われつつ、地力強化。今年初戦となった小倉大賞典で重賞勝ち馬の仲間入りを果たした。しかし、続く中日新聞杯は2角で大きな不利を被り18着のしんがり負け。前走のマイラーズCは、しまい差を詰めるも5着に敗れている。

 というわけで、まだ安定性を欠くが、反面、まだノビシロは十分。どう化けてくるか魅力たっぷりの成長株で、穴党としては食指を動かされる。

 この中間は、ここ目標にたっぷりと乗り込まれてきた。

「サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「アルバートドックの末脚爆発!」」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2016年 6/16号マーメイドSアルバートドック水戸正晴競馬スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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