​ついネガティブになってしまう大学生へ! 「常にポジティブ」でいられる思考コントロール法

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ついネガティブな思考に陥りがちな人にとって、「常にポジティブ思考」でいられる人をみるとうらやましくなりますよね。「自分もあんな風になれたら……」と思った経験がある大学生も多いのではないでしょうか。思考は、自分の中に根付いてしまっているものだから、コントロールするなんて無理! とあきらめてはいませんか? そこで今回はネガティブ思考な自分を変えるためのコツを紹介します。

■思考はコントロールできるもの

「頭をからっぽにして、長時間そこに座っていてください」といわれたとき、あなたはどう感じますか? おそらく、多くの方は「そんなことは不可能だ」と思うはずです。頭をからっぽにしようとしたところで、自然とわき上がってしまうのが、人間の「思考」です。これを、自分の思い通りにコントロールすることは非常にむずかしいことです。

しかし、そこから派生する新たな思考については、自分でコントロールすることが可能なのです。視線のすみに「ハチ」の姿が見えたとき、「あ、ハチだ」と考える方は多いはず。「実際に見えているものを、見なかったことにして考えない」というのは不可能ですから、これは「コントロール不可能な思考」となります。しかしその後、「刺されたらいやだな」と考えるのか、それとも「どこかにきれいな花でも咲いているのかな」と考えるのかは、その人次第です。考え方を変えることで、自分の行動にも自然と変化が生まれそうですね。

■ネガティブ⇒ポジティブへ

先の例でたとえると、「刺されたら……」と心配してしまうのがネガティブ思考で、「きれいな花が……」とわくわくするのがポジティブ思考です。ネガティブ思考は、決して悪いことではありません。「○○になったらどうしよう……不安だ」と考えてしまうのは、自分を守ろうとする意識が働いているから。過去の経験を元にして、危険信号が発せられている証拠です。

ただ、こうした思考が習慣になってしまうのは問題です。決して「危険」ではない場面でも、守りに入った考え方にかたむいてしまうでしょう。そうなると、ストレスを感じる機会も自然と増えてしまうので、少しずつ考え方を「矯正」する必要があります。まずは自分の思考の癖を知ることからはじめましょう。周囲にポジティブ思考のお手本がいれば、取り入れるのがおすすめです。最初はただの真似でもかまいませんから、無理矢理ポジティブに考えてみてください。

■口にする言葉を選ぶ

ネガティブな思考を止めるため、大切なのは口に出す言葉を選ぶことです。「無理かもしれない」「ヤバい……」などの言葉は、人間の心に想像以上に大きな影響を与えてしまうもの。本当に「無理」ではないことでも、口にしたことで「無理」になってしまいます。また、周囲への影響も少なくないことを覚えておきましょう。

ネガティブな気持ちにとらわれたときこそ、ポジティブな言葉を選んで口に出しましょう。最初は、不自然さが漂っていてもOKです。それがポジティブ思考に成長するために必要なステップなのです。

思考をコントロールすることは、決して不可能なことではありません。大学生のみなさんも、まずは「練習」からはじめてみませんか? すぐには効果が出なくても、半年、1年後の自分に変化が生まれるかもしれませんよ。

文・ファナティック

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