​ゼミや授業で……発表が苦手な大学生必見! 「説明上手」と思われる会話テクニック

学生の窓口


大学生のみなさんは、ゼミや授業の発表のときなど、誰かから「説明がわかりづらい」という指摘を受けた経験はありませんか? 一生懸命伝えているつもりなのに、なぜか思うように伝わらない……。ちょっと落ち込む瞬間です。説明上手な人になるためには、「話の内容」と共に、「話し方」にもコツがあります。

■伝わらない原因……もしかしたら話し方にあるのかも!?

「話の内容が伝わらない」と悩む人が、まず見つめ直すのが自分の話の「内容」についてです。「結論から先に伝える」「内容を簡潔にまとめる」といったアドバイスを実践している方も多いのではないでしょうか。しかしこの対策だけでは、完璧とはいえません。もしかしたら問題は、「内容」ではなく「話し方そのもの」に隠れているのかもしれないからです。

小さい声でボソボソと話すような人は、「え?」と聞き返される機会も増えることでしょう。早口も聞き逃しの元です。また、話し始めは元気があっても、語尾が中途半端になってしまう人もいます。文章の中で、語尾は非常に大切なポイント。ここが聞き取りにくいと、全体を理解するのは難しくなります。

■自分の弱点を知ろう

こうした話し方の癖をもつ人は、決して少なくありません。しかし残念ながらその多くは、自分自身の「欠点」を認識していないことが多いです。もしかしたら「はっきりと話すことを意識する」だけで、説明下手は解消されるのかもしれません。それを知らないまま的外れなところばかりを反省するのは、非常にもったいないこと。ぜひ自分の話し方を認識しましょう。

まず注目するべきなのは、身近な方からの「指摘」です。「もう少しゆっくり話して」「もっと大きな声で伝えてほしい」などと言われた経験はありませんか? もし一度でもあるなら、身近な人以外からもそう思われている可能性があります。

■明瞭に話すための訓練をしよう

自分自身の弱点を知ったら、あとはそれを改善するのみです。口をはっきりあけて、聞き取りやすいスピードで話しましょう。そのための訓練としておすすめなのが、口を大きく動かすトレーニングです。「あいうえお」「あかさたな」などの言葉を、一文字ずつ丁寧に言葉にしましょう。口を大きく開けてはっきりと発音することで、口の筋肉が発達し、自然と明瞭な発音が身についていきます。

また、「伝えたい相手」を意識して、声を張るのもおすすめです。ぜひ好きな本を音読してみてください。声を遠くに飛ばす練習をすることで、はっきり話す習慣が身につきます。1分間に300文字~400文字に調整することで、話すスピードも改善できるでしょう。

ボソボソした小さな声で早く話す人は、なんとなく悪い印象を持たれてしまうもの。はっきりした声で堂々と説明できれば、説得力も増します。説明がうまいことはいずれ就活でも役に立つでしょう。大学生のみなさんは、ぜひ今のうちからそんな「訓練」を取り入れてみてはいかがでしょうか?

文・ファナティック

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