泣き顔のファンキー加藤、薄ら笑いベッキー…”不倫騒動”の後始末で明暗

デイリーニュースオンライン

ファンキー加藤「ブラザー」より
ファンキー加藤「ブラザー」より

 お笑いコンビ・アンタッチャブルの柴田英嗣(40)の元妻とのダブル不倫を認め、全面的に謝罪した元ファンキー・モンキー・ベイビースのファンキー加藤(37)が、早くも公の場に登場し話題になっている。

 主演映画のPRイベントに出演し、不倫発覚後初めてファンと交流した加藤は、イベントの冒頭に単独で舞台に立ち、改めて今回の件を謝罪。中盤は歌に徹しつつ、イベント終盤に再度謝罪のコメントをした加藤の姿勢に、イベントに出席したファンは応援の継続を約束。イベント中も「頑張れ!」といった温かな声援が送られる場面も見られた。加藤は報道後すぐに質疑応答ありの記者会見を実施。この早急な「火消し」が、功を奏しているようだ。

 今回の話題でなにかと引き合いに出されるのが、タレントのベッキー(32)とロックバンド・ゲスの極み乙女。のボーカル川谷絵音(27)の不倫報道だ。ひたすら嵐がおさまるのを待つかのように逃げ回る川谷とは真逆の立場をとることで、周囲には加藤が「川谷よりはまし」と印象を抱かせている部分も大きい。

「会見での思いつめた表情は加藤の一本気な性格ものもあるでしょう。しかし、それで真摯な姿勢が伝わってきました。まずは包み隠さず洗いざらい話してしまうことで、事実を知ってもらい、そこから謝罪と信頼回復に努めるスタイルは、加藤らしいとも言えます」(音楽関係者)

■ベッキー復帰に視聴者はシラケムード

 そんな中、ひっそりと復帰へ向けてエンジンを温めているのがベッキーだ。ベッキーは音楽番組『FULL CHORUS~音楽は、フルコーラス~』(BSスカパー!)の収録に参加。この番組をもって司会としてレギュラー復帰となり、再スタートを切ることになるようだ。民放ではなく有料放送である点でも、スポンサーへの影響も受けにくく、ベッキーの現状を考えれば妥当な復帰と言えるかもしれない。

 またそのタイミングを見計らったかのように、ベッキーが所属している芸能事務所・サンミュージックの若手芸人たちがこぞってベッキーネタを解禁。その中でも言いたい放題なのが、スギちゃん(42)だ。「サンミュージックはお金がいるので」といったぶっちゃけ発言から、「『不倫しちゃったぜ、ワイルドだろぉ』でR1グランプリに出場したらいいぜ」と、アクセル全開のワイルド発言を繰り返している。

 他の所属タレントも同様に、トークや会見の中でベッキーネタを解禁しており、ベッキーの本格復帰を後押しするかのような雰囲気が見て取れる。しかし、世間はそう簡単にベッキーを許さないようだ。

「加藤の会見が完璧すぎて、“その点ベッキーは……”と比較されている。先日の音楽番組の前に、ようやく質疑応答の会見を開きましたが後の祭り。サンミュージックからの制限が厳しく記者は不満だらけ、ベッキーも終始、薄ら笑いを浮かべていて、舛添都知事を連想させる悪印象。会見が遅すぎた印象もあって、何らプラスになっていません」(前出・関係者)

 同じ不倫騒動でも、素直に認めなかったベッキーの代償はあまりにも大きいようだ。

文・阿蘭澄史(あらん・すみし)
※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。
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