「飾り窓」からヘルパーまで、オランダのロボット事情 (2/3ページ)

FUTURUS


■ 理想のタイプは「ロボット」、になる?

また、イギリスのWibnet社が行った昨年のリサーチ結果によれば、18歳から34歳までの一般男女1,000人にアンケート調査を行ったところ、2036年までに人間は、ロボットとデートすることもありうると答え、そのうち26%は大賛成と答えている。

大賛成の理由としては、「ロボットは人間のように複雑な感情を有してないので、つきあう場合、無駄に気を遣う必要がない」、「結婚や婚約などの制約がないので気軽につきあえる」「ホンモノの人間で、外見も正確も自分の好みにピッタリの人を見つけるのは難しいが、ロボットなら簡単に選ぶことが可能になるのではないか?」などなど、こちら側の希望する条件をすべて満たしてくれるためにも、ロボットが必要不可欠になる時代が到来するのも夢ではないだろう。


■ 多くのメリットが見込めるロボットの導入

人間の思うように動き、ミスなく仕事をこなす使命を担ったロボットが、オランダでは昨年から病院で利用されている。ロッテルダム市にあるエラスムス病院では、使用済みのベッドや車椅子、カテーテルを下げる医療機器などの洗浄をロボットに任せている。病院で使用されるシーツや毛布など、個々の寝具の洗浄ならともかく、ベッド全体を衛生的に保つため、十二分に洗浄するには、やはり人間の手に余る。そこで、洗浄ロボットに任せるのが最適と同病院は判断し、導入に踏み切った。

しかし、人間が行うべき作業を代行させる目的だけで、これらの専用ロボットを利用しているのではないとしている。たとえば、ロボット導入前までは、特殊な薬品・薬剤を数種類も使い、人の手で洗浄が行われてきた。しかし、この洗浄ロボットならばベッドごと熱湯にくぐらせ、バクテリアを洗浄機の中で100%消滅させることができ、衛生面でも完璧を期すことができる上、洗浄用の化学薬品・薬剤の節約にもつながる。こうした化学薬品・薬剤に耐えうるバクテリアが病院内で増加している問題さえも、一気に解決できる好先例として、このロボット洗浄は他の病院でも利用が見込まれている。

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