【どっち派?】エアコン派vsエアコン使わないエコ派!アメリカとヨーロッパのバトル始まる! (2/4ページ)

秒刊サンデー

しかし、エアコンが普及していない国がアメリカに対し文句を言いたい気持ちはわかるが、なぜヨーロッパ人がアメリカ人の暑さに対する耐久性のなさを非難するのだろう?

もちろん、北ヨーロッパはアメリカよりも寒いが、逆にイタリアやスペインでは近年、実はエアコンの使用は増えている。それにしてもアメリカは他のより暑く、湿気の酷い先進国(おそらく日本も含まれるだろうが)に比べて夏場のエアコンの使用が異常に多い。そして最大の理由は文化的な違いではないか、と予測されている。

アメリカ人が快適とする温度は約70F(約21℃)で、これはヨーロッパ人にとってはとても寒く感じる。ミシガン大学の専門家によると「アメリカ人は1年を通して気温が同じであることを好みますが、ヨーロッパ人は夏はある程度暑く、冬はある程度寒い気温を好むようです。例えば室内でヨーロッパ人は冬場にだけセーターを着ますが、アメリカ人は夏場でも寒いと感じればセーターを着ます」と説明した。

また、ヨーロッパ人は子供の頃からエアコンなしの生活に慣れているので、暑さに強いという。

ヨーロッパ人がアメリカが寒すぎると非難するもう1つの理由は、世界の温暖化に関する意識の違いもあるだろう。2014年の調査では、ヨーロッパ人の半数以上の人達が温暖化防止に対してもっと対策をしてもいい、と答えており、3分の2以上のEU市民が環境に優しい経済活動をすべきと言っている。冷房を使用することは、暖房を使用するよりも多くのエネルギーを使うため、多くのヨーロッパ人は将来の温暖化に影響があるのなら、数日の暑さは我慢しよう、という考えらしい。

ただし、夏場に暑い部屋で作業するよりも、エアコンの効いた部屋では作業効率も上がり、質の良い睡眠も取ることができ、最終的には健康や長生きにもつながるということがいろいろな研究で明らかになっている。それなのに、なぜ、ヨーロッパ人はそこまでして簡単にエアコンの利点を手放してしまうのだろう?

ニューヨークタイムズによると、実はエアコンを使わないからといって、それほど苦痛でない環境があるらしい。

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