知っているだけで寿命が延びる「真・ガン知識」(1)家族が家族をがんにする!? (2/2ページ)
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水上治
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週刊アサヒ芸能 2016年 6/16号
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結果、抑えられなくなってしまうのです」
その特異なメカニズムこそが、がんのやっかいな部分であり、さらにやっかいなのが、初期段階のがんには痛みがないという点である。
「痛みが出るのはかなり進行した状態で、患者さんは症状が出て初めて病院に来るケースがほとんど。それががんによる死亡率を高めている原因の一つです」
よく「がんは遺伝する病気」という話を聞くが、これは本当なのか。
「基本的に、がんが遺伝することはありません。家系の影響は約5%程度と言われ、それも親兄弟が『大腸がん』『乳がん』『前立腺がん』『卵巣がん』のような一部の場合のみ。だから、遺伝の影響は少ないと考えたほうがいいでしょう」
それよりもはるかに影響が大きいのは食生活で、
「例えば塩分が多い料理ばかり食べていれば胃がんのリスクが増え、家にタバコを吸う人がいれば当然、副流煙が影響して家族もがんになりやすい。だから遺伝ではなく、寝食を共にすることによって家族ががんになりやすくなることはあるということです」