バストを揺らしちゃダメ!? 「バストラインの崩れ」を防ぐ3つの習慣
多くのママが、産後や卒乳の頃に、バストラインの変化に気付き悩むという話を耳にします。
実はこのバストラインの変化は、妊娠とともに始まっているということをご存じでしょうか?
今日は看護師の筆者が、バストラインが崩れる原因とバストラインを美しく保つ秘訣をご紹介します。
■母乳派orミルク派は関係なかった!「バストライン」が崩れる原因とは
妊娠すると生殖腺刺激ホルモン(エストロゲン)の分泌が促進されます。妊娠の中期以降、特に顕著になり乳腺に母乳の産生と分泌の準備が整います。
このホルモンによって、妊娠・授乳期に乳腺組織は最も発達し、授乳が終わると元に戻ります。
授乳を行わなくなると乳腺は徐々に萎縮していきます。それまで活発だった乳腺細胞は徐々に減り始め、バスト位置が下がり“垂れる”、“しぼむ”の原因になるのです。
このバスト位置の変化は母乳派、ミルク派は特に関係ありません。あくまでホルモンによるものが大きいのです。
■「バストラインを崩さずにキープする」にはどうしたらいいの?
授乳期には最も乳腺が発達して乳房全体が劇的に大きくなります。
この乳房の大きさの変化に対応していくことこそ、バストラインを保っていく秘訣になります。
また、バストを支えている“クーパー靭帯”を守ることが大切です。
このクーパー靭帯は一度伸びたり、断裂してしまうと戻りません。ホルモンは操作できませんがクーパー靭帯を傷めないケアをしてあげることが大切です。
特に乳房が大きい方は、くずれて垂れやすいので参考にしてください。
■バストラインを保つ3つの秘訣
(1)バストサイズにあった「専用ブラジャー」をつける
妊娠後期に入っても、普通のブラで済ませている人も多いようです。バストが変化する時期は、乳腺の発達によって痛みを生じることも少なくありません。
デリケートな時期の負担は、少しでも減らして欲しいと思います。
自分のバストに合った下着を付けることはもちろんですが、マタニティブラや産後ブラのような、その時期に合った機能を備えた下着を選びましょう。
マタニティブラや産後ブラはこのクーパー靭帯に負担をかけないための、サイズアップしていくバストをしっかり支える補正機能も備えています。
妊娠が発覚する頃には、バストの変化も始まっていますから、バストアップしてからでなく、妊娠が分かった時点でマタニティブラに切り替えるのをオススメします。
(2)皮膚のハリを保つために「保湿とマッサージ」
バスト専用のクリームは、ハリを与える効果が高いといわれています。
最近では、植物性のエストロゲン含有のクリームもあるようで、効果的にバストケアできるアイテムが増えているので、購入の際は効果や成分を確認しましょう。
(3)バストの土台となる「大胸筋」を鍛える
妊娠中は筋力が落ちている場合が多いです。また、授乳で前かがみになったり、猫背の姿勢になりやすいので、姿勢を整えることを意識しましょう。
産後ダイエットのために運動をする方もいますが、産後は筋力が全体的に落ちているので、無理のない程度にやりましょう。
また、運動する時に胸が揺れないようにしましょう。揺れると負担をかけてしまうので、きちんと胸を支える機能のあるブラジャーをつけるか、バストが揺れる競技は避けましょう。
育児をしていると子ども優先になるので自分のことをかまっていられなくなりますよね。
日々の生活の中でできる少しの意識が大切です。
ある程度の知識を持った上で、ご自分にとって一番”ラク”にケアできることから始めてはいかがでしょうか?
【画像】
※ aslysun、Piotr Marcinski、Stacey Newman / Shutterstock
【著者略歴】
※ 野村 佳南・・・看護師、『Roppongi Walking Club』ウォーキング講師という立場からママや子どもの病気・健康維持方法、綺麗を保つ秘訣をお伝えします。プレママ世代として産前産後の身体づくりのサポートにも携わり活躍の場を広げている。