子育て中の主婦や主夫にピッタリな副業&不向きな副業トップ10
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「あと数万円でも稼げたら……」と思うことはありませんか? 本業で稼げない、家計を助けたい、お小遣いがほしいなど、理由はさまざまですが、副業に興味を持つ人は多いもの。
派遣のお仕事まとめサイト『エン派遣』の調査によれば、ダブルワークの経験者は57%! いま、実際に副収入を得ている人がたくさんいるのです。
また、ネット環境の普及により、在宅ワークなど副業の選択肢も増えています。なかには、子育て中のスキマ時間に作業し、お金を稼いでいる主婦も……。
しかし、子育てと副業を両立させるのは大変なこと。無理のない副業選びが必要になってきます。
そこで日本より在宅ワーク制度が進んでいるアメリカの情報サイト『philly.com』から、子育て中の主婦や主夫に最適な副業、向いていない副業を紹介します。
気楽に副業を始めてトラブルに巻き込まれないように、しっかり仕事内容を確認することが大切です。まずは、最適な仕事から見ていきましょう。
■1:バーチャルアシスタント
パソコンとネット環境、対人スキルがあれば、オンラインで秘書的な業務を行うバーチャルアシスタントが向いています。
スケジュール管理やデータ入力、ソーシャルメディアのアカウント管理などを行います。収入はクライアントや業務内容でも変わってきますが、時給740円~3,100円ほどです。
■2:フィットネスインストラクター
ジムやヨガスクールなどでスポーツの指導をする仕事です。
アメリカでは、フィットネスインストラクターの時給は2,100円~5,300円となり、人気のパート職になります。中には、無料で保育サービスを提供するジムもあるため、子育て中のママでも活躍できます。
■3:ブロガー
その名の通り、ブログを作り、運営する人のことです。
ブログで収益を生むには、アフィリエイトやグーグルアドセンス広告、依頼を受けての記事作成などがあります。月3~4万円稼ぐ人もいれば、人気ブロガーとなり月に数十万円を稼ぐ人もいます。
■4:Airbnbホスト
民泊サービスを提供する『Airbnb(エアービーアンドビー)』で、旅行客に部屋を提供するホスト。家を丸ごと貸したり、空き部屋を貸すことでお金を得ることができます。
■5:家庭教師
勉強を教える仕事であり、生徒に自宅に来てもらったり、生徒の家に行ったり、オンラインで教えることも可能です。アメリカのオンライン家庭教師サイトによれば、時給は2,100円ほど。
■6:eBayセラー
『eBay(イーベイ)』とは、世界最大のネットオークションサイト。リサイクルショップやガレージセールで安く購入した商品をイーベイに出品し、購入時より高い価格で売ることで利益を生みます。
■7:校正者
原稿に誤字や脱字などがないかをチェックする仕事。時給にして1,900円からのスタートですが、作業内容や作業時間によってはより高い収入を得ることが可能です。
■8:トランスクリプショニスト
医師や弁護士、作家やマーケティング担当者などの音声データを文字に起こす仕事です。正確さと速さが求められますが、在宅で働けます。時給にすると1,600円~6,300円と、内容によって変わってきます。
■9:ベビーシッター
個人宅や託児所で、子どもの保育や世話をする仕事。時給は住んでいる場所によっても変わりますが、平均時給は1,600円ほどです。
■10:ダイレクトセールス
消費者に化粧品や調理器具、衣類などの製品を直接販売する仕事です。売上によっては、高収入を得ることができます。
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続いて、主婦や主夫に向いていない副業を紹介します。次の10の仕事は給料が低すぎるか、子育てができなくなる傾向があるそうです。
■1:医療費請求事務
医療費請求事務は、未経験でも高収入を得られる在宅ビジネスだと宣伝されています。
しかし仕事に就くためには、まず数万円のソフトウェアプログラムを購入することが求められます。お金を払ったものの、動かないプログラムを提供する、架空の顧客リストを送る業者もあり、詐欺の可能性が高いといいます。
■2:非常勤教授
高い学位を持っている場合は、大学の教室またはオンラインで教えるパートタイムの仕事ができるかもしれません。しかし給料の割に多くの作業時間を要します。また一定の生徒数がいなければ、時給も低くなります。
■3:カスタマーサービス担当者
お客様からの問い合わせや相談、クレームに対応する仕事。電話やネット環境を使って、在宅でも作業可能です。しかし電話対応で何時間も仕事に集中する必要があるため、小さな子どもが家にいる場合にはおすすめできません。
■4:リベート処理
入割戻や売上割戻の処理をする仕事です。レーニングを受ける必要があり、テキスト購入にもお金が掛かります。それでも時給は600円~2,100円程度です。
■5:フリーランスライター
好きな時間に稼げる仕事と思われがちですが、家で子どもを見ながら、プロとして高品質の記事を作成するのは決して楽ではありません。仕事の間、子どもを預けられる環境があれば良いでしょう。
■6:Uberドライバー
配車サービス『Uber(ウーバー)』のドライバーは、自分の車を使って、お客さんを目的地まで届けます。ドライバーの中には、時給3,100円を稼ぐ人もいるそうです。
しかし家に子どもを置いて行くことになるため、ドライバーになるのは、子どもが学校に通い始めてからにしましょう。
■7:封筒詰め作業
封筒詰めの仕事は簡単でストレスの無く、稼げるとアピールする広告があります。しかし仕事の開始前に初期費用を求められるケースがあり、応募する際には注意が必要です。
■8:手作業内職
自宅で簡単な組立作業を行う仕事です。しかし納品したものが基準を満たしていないと主張し、お金を払わない会社もあるので気をつけましょう。
■9:在庫品転売人
ブランド品の洋服などを定価より安く提供し、それを再販することにより利益を得られると巧みにセールストークを行う業者がいます。
しかし、それは詐欺の可能性大。中身を確認する前、商品を受け取る時点でお金を払うように指示されます。そして中身を開けてみると、有名ブランド品ではない、注文した品が入っていない場合があります。
■10:ペットシッター
飼い主が旅行や出張の間にペットを預かり、世話をする仕事です。小さい子どもがいる家庭では、ペットを預かることにはリスクがあるでしょう。
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月数万円でも収入が増えることで、家計のやりくりが楽になるもの。しかし副業が忙しくて、家事や育児をおろそかになることは避けたいですよね。
副業をしたいと思ったら、まずはどれだけの作業時間が確保できるのか、家族の協力を得られるか、どのくらい稼ぎたいかなどを考えて、副業を選ぶようにしましょう。
(文/椎名恵麻)
【参考】