就活も恋愛も勉強も軽々クリア! 「プチ修行」でイヤなことを成長の糧にする方法 (2/4ページ)
つまり「ムダな反応をしない」コツは「自分の心の状態に気づく」(客観的に見る)こと。それで、ムダな反応をストップできます。悩みを増やさなくてすむのです。この「気づき」というものは、今は“マインドフルネス"とも呼ばれていて、企業のメンタルヘルスにも活用されています。それくらい「ココロに効く」方法なのです。
まずは「言葉で気づく」練習を始めましょう――1.求めすぎ、2.怒り、3.妄想の3つのキーワードを使ってみます。たとえば、就活中に感じる不安や緊張は、アタマで先走って考える「妄想」の一種。だから「あ、これは妄想なんだ」と気づいて真に受けない。「言葉ではっきり気づく」ことがコツです。やっていくうちに上手になりますよ。
■「疲れた時は感覚に帰る」
イヤなことに怒りを感じたり落ち込んだり――こうした感情の浮き沈みって、なかなか消えてくれませんよね。そんなときは、「感覚を意識する」プチ修行を――たとえば座っているときは、息を大きく吸って吐いて、そのときの「お腹のふくらみ・ちぢみ」の感覚に意識を向けます。道を歩いているとき、駅で電車を待っているときは、立っている「足裏の感覚」を意識します。ポイントは「ネガティブな感情」からいっとき離れて、「カラダの感覚」に意識を向けかえること――すると不思議なことに、心のモヤモヤがきれいにリセットされるのです。
■梅雨も夏の暑さもプチ修行に使っちゃえ!
この「感覚を意識する」ことは、2500年の歴史をもつ仏教の由緒正しい「心のリセット術」です。著書『これも修行のうち。』のなかでも紹介しましたが、実は人間の心には「感情」「思考」「意欲」と「感覚」という種類があります。カギを握るのは「感覚」――「感情」でストレスが溜まった、「思考」しすぎてアタマが疲れた、「意欲」が続かなくなったときは、「感覚に帰ろう」と考えるのがおすすめです。
スポーツで汗を流すと気分がスッキリしますね。あれが「感覚に帰る」ということ。ポイントは「感覚を意識する」ことを、日々の「練習」としてやることです。お寺の座禅では「お腹のふくらみ・ちぢみ」の感覚を意識しますが、これなら喫茶店で座っている間でもできますよね。