仕事ストレス1位の「人間関係」を好転させて人間力を高める技法 (3/3ページ)

Suzie(スージー)

著者もこのことをとても大切にしていて、たとえば商談や会議が始まる前には参加者一人一人に対して、心の中で「ありがとうございます」と唱えることを習慣にしているといいます。

そうすることで、厳しい交渉が予想される商談や、激しい議論が交わされる会議であっても心を整えることができ、会議の参加者にポジティブなメッセージを伝えることができるのです。

コミュニケーションは、言葉で伝わるものは2割、表情や眼差し、態度などの言葉以外のメッセージが8割といわれています。心のなかで自分の非を認めることが無言のメッセージとして伝わるのと同様、感謝の心は言葉に出さずとも不思議なほど周りに伝わっていくのです。

「感謝はすべてを癒す」という言葉があるとおり、相手への感謝の心を持つことは、素晴らしい人間関係を築くための大切な鍵となるわけです。

わかってはいても、自分の欠点を素直に認めるのは難しいものですよね。でも、人間誰しも未熟な点があって当たり前、それを無くそうとするのは無理なこと。そんなふうに思えたら少し心も軽くなりませんか?

人間関係に悩んだときは、7つの「こころの技法」を少しずつでも日常生活に取り入れてみてはいかがでしょう?

(文/平野鞠)

【参考】

田坂広志(2016)『人間を磨く 人間関係が好転する「こころの技法」』光文社

「仕事のストレス」のアンケート調査-エン・ジャパン株式会社

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