ザキヤマとコンビ復活?ファンキー加藤の”不倫余波”とアンタ柴田の目論見
元妻と元ファンキー・モンキー・ベイビーズで歌手として活動するファンキー加藤(37)の“W不倫”で、渦中の人となったお笑いコンビ・アンタッチャブルの柴田英嗣(40)。マスコミ取材に応じた柴田英嗣の淡々とした対応が、紳士的で「神対応」だと一部で話題を呼んでいた。この騒動を通して柴田英嗣の株が急上昇したとも言われているが、相方である山崎弘也(40)のアドバイスがあってものだという。
山崎は柴田に対し「いろいろ起こすねぇ」と話した上で、「傷つけないコメントの仕方で頑張って」とアドバイスしたという。そんな山崎のアドバイスを忠実に(?)守った柴田は、もともと親交のあった加藤に対しても、「これを機に一つ、大きくなってほしい」と発言し周囲を驚かせた。
山崎の「いろいろ起こすねぇ」という発言の裏には、コンビ活動休止となった原因とも言われている、柴田の不倫なども含めてのものなのであろう。
「これまでも女性問題でトラブルを起こしていた柴田だけに、世間の風当たりは冷たい。ここで不必要なことを言ってさらに問題を起こさぬよう、山崎さんが釘をさしておいたのでしょう」(芸能関係者)
単独でのテレビ出演は増えつつあるものの、目立った活躍が見られなかった柴田。これ以上自身の言動で周囲を混乱させるなといった、山崎なりの愛情なのかもしれない。
■活動再開のカギはザキヤマにあり
コンビ愛さえ感じる今回の二人のやりとり。しかしそういった経緯もあってか、活動休止後一切共演する機会がなかったアンタッチャブルの復活も注目されている。
昨年復活した漫才の頂点を決める「M-1グランプリ」においても、各年のチャンピオンが姿をみせたものの、アンタッチャブルだけは不在。本番の審査委員からもアンタッチャブルだけが除外されていたことに関して、視聴者もがっかりしたようだ。しかし、今回の件を通して、2人の間柄が急速に縮まったのではという声もあるようだ。
「2人はこれまで長い間冷戦状態にありました。おそらく山崎の方が活動を再開するには至らないと判断した部分があったからかもしれません。一見お調子者で楽天的な様子の山崎ですが、そういったことに関しては非常にシビアな一面もあります」(前出・関係者)
アンタッチャブル活動休止後、ピン芸人としてメキメキ腕をあげた山崎。そんな山崎だからこそアンタッチャブルとしての活動再開の権限を握っているとも言われている。
ファンだけでなく業界内からも評価が非常に高いアンタッチャブル。二人の漫才をもう一度見たいと願う声もたくさん寄せられているだけに、制作側的にも活動再開となると高視聴率を叩き出してくれる貴重な存在でもある。
お互いに連絡を交わすなど雪解けが近いようにも感じる。あのキレのある漫才で再び笑える日は来るのだろうか。
- 文・橘カイト(たちばな・かいと)
- ※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。