「こら!ダメ!いい加減にしなさい!」時間ロスになってしまうNGな叱り方って? (2/2ページ)
だから触ってはいけないのよ。見ているだけにしようね。」
もし、あなたが陳列してある置物に触れたとき店員から「触らないでください!」と叱責を受けたら気分が悪いですよね。
でも、「それ可愛いですよね。触りたくなりますよね。私もお客様の立場だったら同じようにしてしまうと思います。でも、それは商品なので触れないでいただけますか?」なんて言われたら、納得して従うでしょう。
■こんな時は「正当な理由」を言おう!4つのコミュニケーション事例
子どもにしつけるときは、ただ号令のように怒鳴らないでしっかり「なぜ、それをしてはならないのか」話をしましょう。
それも変な理由をつけないで次のように言いましょう。
(1)病院の椅子の背に上ったとき
×「危ないから下りなさい」
○「病院は具合が悪い人が来るところ。ソファーの上に上って遊んではいけないよ。静かにしていようね」
(2)椅子の上で跳ねるとき
×「止めなさい」
○「椅子はトランポリンじゃないのよ。座るもの。ピョンピョン跳ねるのは止めようね」
(3)テーブルの上に乗ったとき
×「落ちたら怪我するよ」
○「テーブルはご飯を食べるところ。足を乗せてはいけませんよ」
(4)電車の中で走り回ったとき
×「こら!走るな!」
×「怒られるよ!」
○「電車は公園やお家ではありません。電車中で騒ぐんだったら、次の駅で降りて歩いて行こうね」
いかがでしたか。
時間がないときは、まどろっこしくて「こら!」の一言で済ませたくなりますが“急がば回れ”です。
その時、理由を説明すると時間がとられてしまいますが毎日毎日、同じことを注意することを考えれば、しっかり時間をとって話をした方が長い目で見ればロスタイムは少ないんですよ。
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【著者略歴】
※ 立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』