「こら!ダメ!いい加減にしなさい!」時間ロスになってしまうNGな叱り方って? (1/2ページ)
スーパーで売り物を触っている子どもに「こら!」「ダメ!」「いい加減にしなさい!」と叫んでいるママを見かけます。
そして数分後、子どもが言うことを聞かないため、また同じことを注意しています。
なぜ子どもは、叱られても言うことを聞かないのでしょうか?
今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が“時間ロスになってしまう叱り方”についてお話します。
■「パブロフの犬」と同じ子ども
ある実験です。犬に餌をやる前にベルの音を聞かせていると、餌を目にしなくてもベルの音を聞いただけで唾液が出るようになります。
これは“パブロフの犬の実験”と言います。“条件反射”のたとえとして用いられています。
子どもに「こら!」「ダメ!」「いい加減にしなさい!」と怒鳴るママ。それから「○○ちゃん!」と大きな声で子どもの名前を叫んだだけで終わらせるママ。
自分の名前を怖い声で叫ばれて一瞬、子どもは言うことを聞きますが“なぜ叱られたのか”を理解していないので、直ぐに同じことをまたします。“パブロフの犬の条件反射”のようです。
子どもを叩く親も同じです。スーパーに並ぶほうれん草をちぎる子ども、パーンとその手をはたく親、お尻を叩く親がいます。
子どもは恐ろしさと痛さでその時は言うことを聞くでしょう。ですが、何故いけないことなのかわかっていないので、親が見ていなければまたやるようになるでしょう。
こうしてママは毎朝、毎晩、頭に角を生やして同じことを叱り、年中無休の怒り屋なってしまうのです。
■怒鳴っていないのに「言うことを聞く子」、なぜ?
一方、怒鳴り散らすことをしていないのに、子どもが親の言うことをちゃんと聞いているケースがあります。
それは親の怒鳴り声、親の体罰で言うことを聞いているのではなく、「それはしてはならないこと」とちゃんと子ども自身が理解しているので、怒鳴られなくても叩かれなくてもマナーが守れているのです。
「触りたくなるよね。でも、これはお金を払っていないので他のお客さんが買うかもしれない商品なの。