AV業界は自滅する?大規模なガサ入れをした警察の"真の目的"とは【4】 (4/4ページ)

東京ブレイキングニュース

 もし仮に、業界に金がうなりまくっていた十数年前に、天下りを入れた審査団体などの人脈を活用し、法の改正といった方向へ進めていたなら、パチンコやゲームセンターのように、「昔はブラックでヤクザ者や山師のような連中が蠢いている界隈だったのに、気付いたら明るく健全なアミューズメントになっていた」といった結末すらあったかもしれない。AV業界は、このような味方を作る重要性と必要性とを理解していなかったのである。

 加えて、レンタルAV~セルAVの転換期、もっと言うとVHS時代からDVD時代への移り変わりの時代に、他業種から山師のような連中が多数流入した点もマイナス要因として考えられる。あまり詳しく言うと特定しているも同然になるのでボカすが、AV参入前の業種がすでにグレーだったり、今では法的に許されないものだったりする連中が多く、そういう人間達が金儲けのために都合よく作り上げて来た業界なのだ。

 そうした土壌が整ってから、今度はセックスワークが抱えるリスクも知らずに、無防備に入り込んで来る人間が増え、そうした新人にマトモな教育もできず、気付けば「現役の業界人がそもそもの話を知らない」という状況になってしまった。

 この辺りがAV業界が一撃でここまで追い込まれた理由になるだろう。

Written by 荒井禎雄

Photo by StephaniePetraPhoto

「AV業界は自滅する?大規模なガサ入れをした警察の"真の目的"とは【4】」のページです。デイリーニュースオンラインは、ガサ入れ強制出演AV業界警察社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る