卵子の質を高めてくれる!? 「良い脂質」を積極的に摂るべき理由 (2/2ページ)
なぜなら人工的に作られた脂質であるトランス型脂肪酸は体内の炎症レベルを高めることで排卵障害を誘発し、妊娠しにくくなるだけでなく、受精と胚の成長の妨げになり、ことごとく妊娠の成立を邪魔してしまうからです。また、炭水化物の章で説明しましたが、血糖値が下がりにくくなることで妊娠の成功率は著しく低下をしてしまいます。その原因となる「インスリン抵抗性」のリスクをもトランス型脂肪酸は高めてしまうのです。
トランス型脂肪酸は主にマーガリンに含まれているほか、クッキーやドーナツ、パンなどに使われるショートニング、外食の揚げ物やファーストフードにも含まれています。意外なところではコーヒーのポーションミルクなども該当します。深刻な健康被害が報告されていることから、諸外国では法規制が相次いています。WHOも1日1g以下の摂取にとどめることを警鐘していますが、トランス型脂肪酸を1日4g摂ってしまうと影響が生じることがわかっています。
(細川モモ)