おならの方が水素量は多い!いま大ブームの水素水が要注意な理由 (3/4ページ)
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飲み物
■ミネラルウォーターは基準ゆるめ
水道水は毎日、かつ何十年も飲み続けるという前提で安全基準が設定されています。そのため、規制がかなり厳しいのです。
一方、ミネラルウォーターは嗜好品の扱い。食品衛生法では「清涼飲料水」に分類されています。そのため、水道水とくらべて要求される水質基準項目がずっと少なく、基準値も甘くなっています。
たとえばヒ素の基準値は、水道水が1リットルあたり0.01mg以下なのに対して、食品衛生法では0.05mg以下となっています。水道水より5倍もゆるい基準で許されているのです。
■高額な浄水器ほど効果を疑うべき!
ただし、水道水にも弱点があります。それは集合住宅の水道管。本管は水道局のものですが、家庭に引き込まれる際にはその建物の配管になります。
その配管が古いと、あまりよくない水がでてくる可能性があります。また、管理が徹底されていない受水槽も注意が必要です。
かつて東京・大阪など都市圏では「水道水はまずい」といわれていましたが、現在は高度浄水処理方式を導入しているのでレベルの高い水が出ています。水道局によって水質レベルに差があるので、気になるようなら浄水器をつけるとよいでしょう。
浄水器の選び方ですが、名前の知れたメーカーならば性能はもちろん、値段も適正なものになっています。
高値で売りたい会社は、“健康にいい”といううたい文句をつけて、値段が高い理由として説明しています。「高いものほど疑ったほうがいいですよ」と左巻教授はいいます。
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『水の常識ウソホント77』には、上記以外にも水に関する意外な事実がたくさん書かれています。
今回お話を聞いて、「身近な存在である水について、こんなにも知らなかったのか」と気づかされました。怪しい水ビジネスにだまされないために、水に関するキチンとした知識を身につけましょう。
(文/村中貴士)
【取材協力】
※左巻健男・・・ 1949年、栃木県生まれ。千葉大学教育学部卒。