おならの方が水素量は多い!いま大ブームの水素水が要注意な理由 (2/4ページ)

Suzie(スージー)

具体的には2つのグループに分けて、一方には普通の水、もう一方には水素水を与えて効果をみる二重盲検法を複数おこない、結果をみないといけない。が、まだそういう評価はやっていない。お金がかかるからね」(左巻教授)

■おならにも水素が含まれている!

水素水ブームに対する反論として、左巻教授はおならの例を挙げてくれました。

おならの成分は、窒素が60~70%、水素が10~20%、二酸化炭素が約10%。実は体内でかなりの量の水素が産生されているのです。

おならとして外部に出る以外は、体内に吸収されて血液循環にのっています。これは水素水から摂取する水素量と比べてはるかに多量です。「それなのに水素水を飲む必要があるのかな?」と左巻教授はいいます。

国立健康・栄養研究所が6月10日、ホームページ上で水素水の有効性についての研究結果を発表しました。その中で、

「俗に、“活性酸素を除去する”“がんを予防する”“ダイエット効果がある”などと言われているが、ヒトでの有効性について信頼できる十分なデータが見当たらない。現時点における水素水のヒトにおける有効性や安全性の検討は、ほとんどが疾病を有する患者を対象に実施された予備的研究であり、それらの研究結果が市販の多様な水素水の製品を摂取した時の有効性を示す根拠になるとはいえない」

と述べられています。

■体が干からびるダイエットは危険

水は体重の約60%を占めているので、水を出し入れすれば簡単に体重が変動します。

サウナスーツでジョギングするなど、汗をかけば一時的には体重が減りますが、単にひからびているだけ。脂肪細胞内の脂肪を減らさなければ意味がないのです。これから暑くなる季節、水を飲まないのはとても危険です。

水はカロリーゼロですから、水で摂取エネルギーが増えることはありません。

「水太り」という言葉がありますが、もし飲んだ水が体内にたまったままなら、それはなんらかの病気です。健康体なら余分に摂取した水はちゃんと排泄されるのです。

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