起きたら腕がしびれてる!これって何なの?大丈夫なの? (2/3ページ)
通常ならレム睡眠中は体は動かせないのだが、神経を圧迫されているとなると話は別だ。圧迫により神経が死んでしまう危険性があるからだ。
これは非常事態である。そこで脳は全身を動かせるようにコントロールを解除するため、起きた瞬間に腕のしびれに気が付くのだ。
これは神経が自発的に脳に情報を送っているサインであり、神経が麻痺した状態からの回復のサインでもある。無意識化でこれが行われているのだ。
手足のしびれの危険なケース。泥酔時は危険!
ディック医師によると、起床時の四肢の麻痺は大半の場合は問題ないが、時には大きな問題へと繋がるケースが幾つかあるという。
その中でも「サタデーナイト・パルシー」と言われるケースは特に問題だそうだ。直訳すると「土曜の夜の麻痺」は、泥酔した人に起きる症状で、泥酔しているが故に自発的に起きる事が出来ず、身体が神経の死を感じる事が出来ないのだ。
「泥酔した状態で寝てしまうと、腕を動かす事すらままならないのです。そして次の朝起きると、指先が動かせず、神経が回復するには数日から数ヶ月を有する事もあります」とディック医師は語る。
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他にもHNPPという遺伝子疾患を持つ人は神経の圧迫に極めて鈍感で、寝る際に注意が必要になるという。
ディック医師は最後にこう語ってくれた。
「麻痺した四肢は多くの場合、問題の無い場合が殆どです。