ウィンブルドンPreview【5】フェデラー、歯がゆいシーズンの方向転換を目指す (2/3ページ)

テニスデイリー

 フェデラーはプレーをやめずにしっかり回復できなかった場合に、失い得るものが何かに気づき、そうなった場合のほうがより辛いと判断したのだと言う。彼はシュツットガルトとハレの芝の上でプレーを再開し、その両方で準決勝まで勝ち進んだ。

 この10日間で7試合をこなしたことについて、「僕にとっては非常に重要だった」とフェデラーは言う。「僕はこのテストに合格した。体がこれだけのプレーの負荷に耐えられるということがわかったんだ。気持ちの部分でこういったことを知っているというのは、僕にとって大事なことなんだ。このようなステップを踏むことで、5セットでもいけると感じることができるようになる。おかげでより大きな自信を胸に、自分が今どの位置にいるかを知った上で、ウィンブルドンに乗り込むことができるんだ」とフェデラーは話した。

 「タイトルのことは考えていない。それは遠く離れすぎている。ノバクとアンディ(マレー)が優勝候補だよ。僕はまず、自分をそういった立場までいざなうこと、つまり2週目まで残り、弾みをつけることに集中する必要がある。そこまでいけば、すべては自然に回り始めるだろう----と願っているわけだ。最初の週にしっかり任務を遂行することが本当に大事なんだよ」。

 フェデラーは、もう7ヵ月というもの、ひとつもタイトルを獲っていない。彼は4年前、ここウィンブルドンで17度目の、そして最後のグランドスラム・タイトルを獲得した。彼は過去2回の決勝でジョコビッチに敗れている。

 フェデラーの8度目のウインブルドン・タイトルへの挑戦は、サウスポーで初対面のギド・ペラ(アルゼンチン)が相手で始まる。ドローでフェデラーはジョコビッチと同じトップハーフにおり、第2シードで2013年優勝者のマレーは、世界4位で第4シードのスタン・ワウリンカ(スイス)と同じボトムハーフにいる。

 マレーは、ワイルドカード(主催者推薦枠)のリアム・ブローディ(イギリス)との試合でウィンブルドンを戦い始める。両者は初対戦だ。

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