江戸琳派の真打登場!幕末に独自の様式を確立した鈴木其一初の大回顧展「鈴木其一 江戸琳派の旗手」 (1/3ページ)

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江戸琳派の真打登場!幕末に独自の様式を確立した鈴木其一初の大回顧展「鈴木其一 江戸琳派の旗手」

本阿弥光悦と俵屋宗達を祖とする琳派は、狩野派とともに江戸時代に非常に強い勢力を持っていた日本絵画の流派でした。

琳派の絵師で江戸時代後期に活躍した絵師が、今回紹介する展覧会の主役・鈴木其一(すずききいつ)です。鈴木其一は江戸琳派を基盤にしながら、斬新で独創的な作品を描いた画家として近年大きな注目を集めている人物。

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その其一の画業の全容を捉え魅力を伝えるのが、大回顧展「鈴木其一 江戸琳派の旗手です。

其一は江戸琳派を確立したと言われる酒井抱一の一番弟子。酒井抱一は江戸の地で琳派の再興を図った人物で、より写実的で洗練された画風を描きました。抱一が没して以降其一は圧倒的な存在感を示し、江戸幕末期にはダイナミックな構成や明快な色彩を多用し独自の作風を築いていきました。

風神雷神図襖  鈴木其一筆 八面 江戸時代 19世紀 東京富士美術館 ©東京富士美術館イメージアーカイブ/DNPartcom

風神雷神図襖 
鈴木其一筆 八面 江戸時代 19世紀 東京富士美術館
©東京富士美術館イメージアーカイブ/DNPartcom

そんな「江戸琳派の旗手」、鈴木其一の作品が国内外からかつてない規模で作品が一堂に揃うのが本展。展示作品の中には新出作品も含まれます。

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