夏は要注意! 汗でかゆくなるアトピーを悪化させないためのケア

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夏は要注意!汗でかゆくなるアトピーを悪化させないようにできるケアとは?

アトピー性皮膚炎は一度かきむしってしまうと、とてつもないかゆみが襲ってきます。また、肌も徐々にざらざらした質感になってしまい肌の露出が多い季節にはかゆみがなくてもかなり気になってしまうものです。アトピー性皮膚炎の人は、なるべく汗をかかないように注意しなくてはなりません。今回は、夏にアトピーを悪化させないために気をつけたいことをお伝えします。

【汗で悪化?アトピー性皮膚炎】

汗をかくと、その刺激がアトピーをひどくさせると言われています。汗をかいた後はべたつきますし、それによってかゆみもでます。しかし、汗をかくこと自体が悪いと言うわけではなく、汗をかいた後のケアが重要です。

【夏とアトピー性皮膚炎】

夏になるとアトピー性皮膚炎が悪化する人は多いですが、逆に炎症が軽減する人もいて、人によってその症状は違います。熱くて湿気のある時期にアトピーが悪化する人・しない人の違い、また悪化させないようにする対策を知っておく必要があるでしょう。

■夏に悪化する理由は?

夏に考えられるアトピー性皮膚炎の悪化には、いろいろな要因があります。夏場になると冬に比べて湿気が多いですよね。ですからアトピーの大敵である乾燥を防ぐことはできます。この湿気は他の人は不快にしか感じることがないのですが、アトピーの人にはありがたいことだと言えます。でも、夏にアトピーが悪化してしまう人は大量の汗をかいた結果、かきむしってしまうのです。かいている間はいいのですが、その後痛みが襲ってきます。痛みが引いたあとには血が出て傷口が広がってしまいます。

■夏にアトピーを悪化させないためには

アトピー性皮膚炎を持っている人は、夏は紫外線を避けるようにして汗をかかない努力をする必要があります。紫外線は浴びすぎてしまうとただでさえ肌に大きなダメージを与えるものです。夏場になにもケアしないでいると、常に肌にダメージを与えている状態になってしまいます。すぐに悪化してしまうというわけでなくても、時間が経過することで影響はどんどんでてきます。肌の乾燥やシミ、そしてアトピーの幹部の荒れが引き起こされるでしょう。

■対策と予防

夏場の紫外線予防としては日傘などを差す、帽子をかぶるなどしましょう。それにくわえて日焼け止めを塗ることで、紫外線から肌を守ることができます。少しでも紫外線からアトピー性皮膚炎を守っていくことで、悪化を防ぐことができますので面倒がらずにこまめに対処していきましょう。気をつけてほしいのは、日焼け止めは場合によっては肌を乾燥させてしまう場合があるということです。定められた量を守って肌につけるようにしましょう。アトピー性皮膚炎の場合、直接塗ることをしないで、症状がない部分にまず試し塗りをしてみることをおすすめします。

■夏場の遊びも要注意

夏場はいろいろな遊びができますよね。海やプール、キャンプやバーベキューなど屋外で活動するのは楽しいですが、アトピー性皮膚炎の人は少し控えたほうがいいでしょう。屋外で紫外線を浴びることを控えることで、皮膚の状態の悪化を抑制することができます。外に出て遊ぶ場合は紫外線対策をしっかりして、クールダウンなどのお肌のアフターケアもしっかり行いましょう。

■意識の違いが肌の状態に繋がる


夏に悪化してしまう人、そうではない人の違いは、ケアや予防に対する姿勢の違いも大きいです。紫外線からどれだけ皮膚を守るのかと言うことを日ごろから強く意識していくことで、悪化を防ぐことができます。アトピー性皮膚炎は人それぞれ症状が違いますが、夏場に悪化しやすい体質でも、心がけによっては少しは症状を軽減することができるでしょう。アトピーに悩んでいる人は、専門のお医者さんの意見を聞きつつ、こういったデイリーケアにも気を配ってみてくださいね。

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