夏は要注意! 汗でかゆくなるアトピーを悪化させないためのケア (1/2ページ)
アトピー性皮膚炎は一度かきむしってしまうと、とてつもないかゆみが襲ってきます。また、肌も徐々にざらざらした質感になってしまい肌の露出が多い季節にはかゆみがなくてもかなり気になってしまうものです。アトピー性皮膚炎の人は、なるべく汗をかかないように注意しなくてはなりません。今回は、夏にアトピーを悪化させないために気をつけたいことをお伝えします。
【汗で悪化?アトピー性皮膚炎】
汗をかくと、その刺激がアトピーをひどくさせると言われています。汗をかいた後はべたつきますし、それによってかゆみもでます。しかし、汗をかくこと自体が悪いと言うわけではなく、汗をかいた後のケアが重要です。
【夏とアトピー性皮膚炎】
夏になるとアトピー性皮膚炎が悪化する人は多いですが、逆に炎症が軽減する人もいて、人によってその症状は違います。熱くて湿気のある時期にアトピーが悪化する人・しない人の違い、また悪化させないようにする対策を知っておく必要があるでしょう。
■夏に悪化する理由は?
夏に考えられるアトピー性皮膚炎の悪化には、いろいろな要因があります。夏場になると冬に比べて湿気が多いですよね。ですからアトピーの大敵である乾燥を防ぐことはできます。この湿気は他の人は不快にしか感じることがないのですが、アトピーの人にはありがたいことだと言えます。でも、夏にアトピーが悪化してしまう人は大量の汗をかいた結果、かきむしってしまうのです。かいている間はいいのですが、その後痛みが襲ってきます。痛みが引いたあとには血が出て傷口が広がってしまいます。
■夏にアトピーを悪化させないためには
アトピー性皮膚炎を持っている人は、夏は紫外線を避けるようにして汗をかかない努力をする必要があります。