感動したい人におすすめ! 熱い友情にグッとくる漫画Top10 (2/8ページ)
「スラムダンク」や「リアル」を描いていることから、井上先生=スポーツ漫画というイメージの方も多かったのではないでしょうか。「バガボンド」は宮本武蔵と佐々木小次郎を題材にした歴史物になっています。
第一章は1600年、新免武蔵(しんめんたけぞう)は出世をするために幼馴染の本位田又八に誘われて故郷の村を出発します。武蔵は幼いころから母親の愛情を受けたことがなく、また父親に命を狙われ村人には鬼の子として恐れ疎まれるような人生を送ってきました。しかし沢庵という人物に自分の存在をはじめて認めてもらったとき、彼は再度剣の道で生きていく決意をして名前を宮本武蔵に変えます。そして誰よりも強くなるために放浪の旅に出たのでした。
第二章は佐々木小次郎の生い立ちが話の中心となります。産まれながら耳が聞こえず、言葉も持たない小次郎ですが、変わりに視覚と触覚に優れ、些細な要素から相手の太刀筋を見極めるなど剣の腕に優れている彼。剣で人との関係を築き、最強への道を進んでいきます。第三章は武蔵・又八・小次郎の3人が接触していく様子を描いています。
物語の内容が濃いことももちろんですが、注目して頂きたいのは井上先生の画力の高さです。単に絵がうまいというだけでなく、登場人物のふとした表情で心の機微を表現しています。武蔵と小次郎だけでなく、まわりの人物との関わりも深く描かれた非常に読み応えのある作品です。
作者:井上雄彦
出版社:講談社
掲載誌:週刊モーニング
連載:1998年
巻数:37巻(2014年7月時点)
■第8位 「MAJOR」
1994年から2010年まで連載していたMAJOR。主人公、茂野吾郎の半生が描かれています。物語は五郎が5歳のときから始まります。彼の父である本田茂治はプロ野球選手でしたが、メジャーリーグの大物ピッチャー・ギブソンの投球が頭部に直撃して亡くなってしまいます。その後、五郎は茂治の婚約者である桃子に引き取られて成長していきます。
メジャーでは五郎が成長する過程がリトルリーグ編、中学編、高校編……と描かれます。そして、その過程で五郎はたくさんの人たちと関わっていくことになります。