仕事をしていると、いつも安定した気持ちでいられるわけではありません。上司の理不尽な叱責、部下のミス、取引先からのむちゃな注文……頭にきて、わなわな震えそうになったことがある人も少なくないでしょう。しかし、そこで感情をそのままあらわにできないのが社会人のつらいところ……。どんなときでも心を落ち着かすことができるすべはないのでしょうか？

■怒ったり慌てたりしたとき、どうすればいい？

デスクの上に仕事が山積みなのに「〇〇さん、これ17時までに仕上げといてね」などと上司にむちゃぶりされて、頭にきたことがある人、きっといることでしょう……。仕事とは言え、「私のキャパオーバーです！」と断ってしまいたくなるような局面、働いているとどうしてもありますが、それを断れないのが社会人。ぐっと言いたいことを耐えて「はい。分かりました」と多くの人が答えることでしょう。このように、頭に来たり、慌てたりしてしまう取り乱しそうな場面で、冷静でいられる方法を知りたくはありませんか？

■心を落ち着かせる方法

デキる社会人は、常に冷静さを忘れないもの。その冷静さを保つという行為、なかなか難しいですよね。「感情の振れ幅は広い」「すぐに慌てる」という人に、ぜひ実践して頂きたい冷静になる方法があります。それは「これを口に出せば必ず落ち着くことができる言葉を見つける」ことです。

■自分だけの言葉を探そう

「これを口に出せば必ず落ち着くことができる言葉」は、人によってそれぞれ異なります。たとえば、本当は頭にきていても、何を言われてもさらっと流すように「あらそうなの？」と返答し、平常心を装おうことを繰り返せば、次第にこの言葉が自分にとって平常心をもたらす言葉になります。

■肯定も否定も効果的

また、自分に言い聞かせるように「いいんじゃない？」「きっとうまくいく」と口に出すことも効果的です。肯定するだけでなく「絶対に休日出勤にはならない」など、「こうなっては欲しくないこと」を口に出してみても、心を落ち着かせる効果が期待できます。

冷静に、落ち着くきっかけというのは、人それぞれ千差万別に異なります。一概に「この言葉を言えば大丈夫！」というものはありません。一つの言葉に縛り付けられて考えずに、臨機応変に考えましょう。自分だけの「魔法の言葉」を見つければ、嫌な仕事も少し楽になるかもしれません！

（ファナティック）