イチロー代表監督で臨む2020年東京五輪「侍ジャパン」 (2/2ページ)

週刊実話


 「侍ジャパンの小久保裕紀代表監督の任期は'17年WBCまで。年齢的に見れば再任可能ですが、その第4回WBCでは『優勝以外は敗戦』というのが野球ファンの認識です。そうなると不安も…」(前出・球界関係者)

 また、五輪野球に参加するのは6カ国。2分の1の確率でメダルが取れる。「そんな状況下での金メダルに価値があるのか」と突っ込むメディアも出てくるだろう。そんな雑音を封じ、かつ日本だけではなく、世界が注目する野球競技へと盛り上げていくためには、伝説の打者となったイチローの協力が必要不可欠だ。
 「あと20本で(6月20日時点)、メジャー史上30人目、日本人初の大リーグ通算3000本安打達成です。今季中の記録更新は十分可能です。ただ、イチローの言動を見る限り、記録更新を自らの野球人生のゴールに設定していないようですし、来季も現役を続けるみたい」(同)

 イチローに監督就任の意思があるかどうかは別として、古巣・オリックスは「将来はイチロー」と見ている。
 「オリックスは監督人事でモメそうですね。福良淳一監督率いるチームは負けが込んで最下位を独走中。一・二軍コーチの配置換えをしても焼け石に水、『次は監督の去就』と目されています」(在阪記者)

 4年後、イチローは現役を続けているだろうか。NPBは「タイミングを見計らって」のスタンスだが、オリックスは事情が違う。
 「NPBの規則だと、日本人メジャーリーガーはオフの期間、12球団の練習施設を使えないんです。球団が許可を出し、届け出をすればOKなんですが、そういう細々とした手続きを、オリックスはイチローのためにやってきました。オリックスカードのCMにも出演させているのは、彼との縁を切らないため」(同)

 NPB内部には「東京五輪イヤーに大谷翔平はいない」との見方が支配的だ。メジャーリーグは、五輪はもちろん、WBCでもトップ選手の派遣を渋っている。ダルビッシュ有や田中将大など日本人メジャーリーガーたちの日本代表への合流は、まず考えられない。
 「イチローが引退している」ことが大前提だが、目玉選手がいない場合、NPBが目論むのは、監督・イチロー、打撃コーチにゴジラ松井、投手コーチは黒田博樹。この3人が代表チームを牽引する。イチロー待望論は水面下で、すでに盛り上がり始めている。
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