【プロ野球】CSに向かって出発!西武特急を加速させる男たち (1/2ページ)
交流戦後半の失速、菊池雄星、木村昇吾の離脱、再開したリーグ戦で負け越しスタートと、暗いニュースが多い西武。
親会社・西武グループの鉄道事業になぞらえると、各駅停車ですらなく車両点検を繰り返してとまってばかりいるような状況。乗客(ファン)としては、早く目的地(CS)に到着してほしいと願うばかりだ。
そこで今回は、不安だらけの列車を西武特急・レッドアローに変えてくれる名車掌(選手)を取り上げたい。
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■復活のKが2桁勝利を目指す
1人目は、4月24日の楽天戦で右足内転筋痛を発症し、戦列を離れた岸孝之。
復帰初戦となった6月17日のヤクルト戦では、まだエンジンをしっかりとかけられず6回を3失点。しかし7月からの岸には、これまでの借りを返す投球に期待したくなる。
というのも昨季こそイマイチだったものの、
・2014年:11戦6勝(2敗)
・2013年:13戦7勝(負けなし)
と、夏場の成績がすこぶる良いからだ。
2年ぶりの2桁勝利もまだまだ可能性はある。それが叶えばエース足る貯金の数になっているだろう。ここから3カ月の岸から目が離せない。