【プロ野球】日米通算二千本安打!福留孝介”思い出の名場面” (1/2ページ)

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福留孝介名場面集!
福留孝介名場面集!

 マツダスタジアムで行われた6月25日の広島対阪神。6回に阪神・福留孝介はNPB通算1502安打となる内野安打を放ち、MLBの498安打と合わせて日米通算2000本安打を達成した。NPB出身選手の日米通算2000安打達成はイチロー、松井秀喜、松井稼頭央、中村紀洋、井口資仁に続く6人目となる。大阪・PL学園時代から注目を集め続けてきた福留。その野球生活で、今も語り継がれる名場面を振り返りたい。

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■高校時代から大器の片鱗を見せる

 鹿児島出身の福留は少年時代、宮崎・串間での中日キャンプで立浪和義のプレーに魅せられ、憧れを抱く。中学卒業後には立浪の母校、PL学園に越境入学。PL学園では1年夏からクリーンアップを任され、2年春には4番打者としてセンバツに出場。チームはベスト4に進出した。

 2年秋からは新チームのキャプテンを務め、「4番・ショート」としてプロのスカウトの注目を集める存在に。3年春のセンバツでは「東の澤井、西の福留」と呼ばれた澤井良輔(後にロッテ)を擁する千葉・銚子商と初戦で対戦。互いにホームランが放つなど打撃戦となったが、延長11回の末、7対10でPL学園は初戦で敗れた。それでも、福留の一発は大きなインパクトを与え、超高校級選手としてプロの評価は高まっていった。


 3年夏、福留は大阪大会で7本塁打と大活躍。春夏連続の甲子園出場を果たす。初戦の北海道工戦では満塁弾を含む2打席連続ホームラン、3打数3安打6打点と存在感を発揮。チームは準々決勝で智辯学園に敗れるも、ドラフト1位候補として動向が注目されることになった。

 迎えたドラフト会議。福留は「巨人と中日以外なら社会人」と公言していたが、7球団が1位指名で競合。くじ引きの結果、引き当てたのは近鉄だった。当時の佐々木恭介監督は「よっしゃー!」と声を上げて喜んだものの、福留は意志を貫き入団を拒否。日本生命へと進むことになった。

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