漫画で学ぼう! 史実をもとに描かれたおすすめ歴史漫画10選 (3/9ページ)
作者:青池保子
出版社:秋田書店
掲載誌:月刊プリンセス、別冊ビバプリンセス、プリンセスGOLD
発表期間:1984年-2—7年
巻数:全13巻
■第8位「へうげもの」/山田芳裕
戦乱が世中を席巻する戦国時代、文化の華も花開いていました。血なまぐさい戦いを続ける武将たちでしたが、文化面では茶の湯文化が花開こうとしています。茶聖千利休が創始した、一切の虚飾を捨てた侘茶の世界は、織田信長の跡を継ぐ形になった豊臣秀吉の時代に花を開きます。しかし、天下人たる秀吉は、侘びの世界だけでない、黄金の茶室などの華やかな世界を欲していたため、あくまでも侘びを貫こうとした利休は切腹することになります。利休の死後に茶の湯の世界で頭角を現したのは、主人公である古田織部です。古田織部は新たな茶の湯の価値観として、茶器などを少しゆがめた姿に美を見出します。織田信長、豊臣秀吉に使えた織部は、自らが愛する数寄の世界を守ろうと奔走するのでした。
戦国時代から江戸時代最初にかけての武将たちと、茶人たちとの話が読みたい人にはオススメです。茶人というと、政治の世界が一見関係ないかのように思えるかもしれませんが、戦国時代はそんなことは決してなく、茶人たちも政治の中心に近いところで躍動していました。それぞれの茶人としての信念と、世中を取り巻く情勢の変化の中で、古田織部はどのような道を選ぼうとしているのかということころが見どころの漫画です。
作者:山田芳裕
出版社:講談社
掲載誌:モーニング
レーベル:モーニングKC
発表期間:2005年8月18日-連載中
巻数:既刊21巻(2015年12月現在)
■第7位「大奥」/よしながふみ
江戸時代三代将軍徳川家光の時代、熊に襲われた少年が奇妙な病を発症します。その病の名は「赤面疱瘡」といい、関東の田舎町から日本中に広がっていきました。若い男子しかかからない、かかったら致死率80%という高確率で死亡するというこの奇病のせいで、日本の男子の人口は女子の4分の1になってしまいます。