地球がなんだかヤバそうだ。 なら移住だ。太陽系で住めそうな5つの優良物件惑星、そのメリットとデメリットを徹底検証 (2/4ページ)
おかげで、ある程度なら長期間持続可能なコロニーを建設することが可能なはずだ。もちろん、あくまでインドアで、ではあるが。
短所:
大気は存在しないと言っていいくらい薄い。地球の場合、19km上空にアームストロングリミットがある。ここでは大気が地表の6%となり、体温で水分が蒸発する。火星の大気はこのアームストロングリミットのさらに10分の1という薄さだ。ここにそのまま降り立てば、人間は数10秒で死ぬだろう。
最近の発見によれば、太陽風が数10億年かけて火星の大気を剥ぎ取ってしまったという。火星の岩石に含まれる二酸化炭素を放出させて、テラフォーミングするという野望も打ち砕かれてしまった。
■ 月
長所:
近い。数日もあれば行けるほどだ。移動も補給も他の惑星に比べると大幅に難易度が下がる。極地には水の氷が豊富にあると考えられており、飲料水のほか、放射線の防護やロケットの推進剤としても利用できそうだ。表面にはケイ素などの貴重な鉱物もあり、太陽電池に利用できる。またヘリウム3は良質なエネルギー源となるだろう。地下には巨大な溶岩洞が存在し、街を作ることもできる。
短所:
大気がないため、月面での活動は放射線に暴露される危険なものとなる。またアポロの宇宙飛行士は表面が埃っぽく、これを宇宙船内に持ち込むと大変だったと報告している。それに地球が本当にダメになるのだとすれば、少々近すぎやしないか?
■ 金星
長所:
大気がある! だが金星表面のこと言っているのではない。