仕事ができて頼られる人に共通する能力「計数感覚」の身につけ方 (1/2ページ)
一般的に「計数感覚」とは、企業活動と計数の動きを関連づけて考えられる能力のことをさします。しかし『1%の人は実践している ムダな仕事をなくす数字をよむ技術』(前田康二郎著、クロスメディア・パブリッシング)の著者は、少し考え方が違うようです。
計数感覚とは、「数字」と「行動」を関連づけて物事を正しく推察できる能力だというのです。
そしてもうひとつ重要なポイントは、「できる人」は行動を数値化して管理しているということ。いったい、どういうことなのでしょうか?
■そもそも会社の行動は数値化できる
会社には、目標、予算、スケジュールなど、関係者全員に対して事前に伝えられた情報があるもの。
それらを遂行し、「その結果がどうであったか」を踏まえたうえで評価が下されるわけです。
そしてその結果として、予定どおりや目標どおり、あるいはそれ以上の結果であった場合、「できる人」と判断されることになります。
ここからわかるのは、「会社における行動は数値化が可能」だということ。そして「できる人」は、事業計画やノルマ、スケジュールなど、あらゆる数字の管理が上手だということ。
たとえば「できる人」は、会話やメールのやりとりをしていても、時系列(タイムライン)がしっかりしているもの。
3日後に締め切りが設定されている仕事があったとしたら、「予備日として1日とり、その前日までに終わらせるためには、現場から明日までに情報をもらう必要がある。だから、きょうは『明日までに情報をください』とメールで連絡しなければいけない」というように、「時間の足し算引き算の感覚」が優れているというのです。
■計数感覚が人からの評価を集める!
いってみれば、特別な能力や学歴、職務経歴がなかったとしても、計数感覚や計数管理がしっかりしていれば、日ごろの行動の積み重ねだけで無理なく「できる人」になれるというわけです。
そこで、朝、机の前に座ったら、「きょうは、これと、これと、これをやる」と、カレンダーやスケジュール表を見て唱えてみることが大切。