「幽霊なんかいない」と主張する石川幹人先生に実在の事件を基にした超戦慄ホラー映画『死霊館 エンフィールド事件』をぶつけてみた (1/3ページ)

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「幽霊なんかいない」と主張する石川幹人先生に実在の事件を基にした超戦慄ホラー映画『死霊館 エンフィールド事件』をぶつけてみた
「幽霊なんかいない」と主張する石川幹人先生に実在の事件を基にした超戦慄ホラー映画『死霊館 エンフィールド事件』をぶつけてみた

ホラー好きもうなる巧妙な演出で話題を呼んだ映画『死霊館』の続編にあたる『死霊館 エンフィールド事件』が、いよいよ公開を迎える。先だって上映された全米では、初登場1位をたたき出し「前作より怖かった...」と評されているがそれもそのはず、本作は1977年に実際にイギリスで起こった"史上最長期間続いたポルターガイスト現象"を基に製作されているのだ。この戦慄映画を、「幽霊なんていません」と言い切る明治大学情報コミュニケーション学部教授の石川幹人先生と一足早く鑑賞、興味深い見解をネタバレなしのギリギリラインで解説していただいた。


――実在した『エンフィールド事件』のことを全く知らない身としては、こんなことがあるのかよ...と白目を剥く勢いなのですが。

こんなこと、あるんですよ(笑)。この映画は、実際に起きているポルターガイスト現象を克明に調べて忠実に描いています。ポルターガイストという現象は過去にたくさんありまして、本格的に調査が行われたものも多数あります。
ただ、映画の冒頭に出てきたのはホーンティング(幽霊屋敷)と呼ばれるもので、ポルターガイストとは異なります。ホーンティングの場合は家につくんですね。ある家に行くと、皆が幽霊を見るみたいな現象のことで、長期的に続きます。

――えっ。いつ終わるんですか?

終わらない(きっぱり)。癖があるんでしょうねえ。建て替えればいいんじゃないですか。

――...絶対新築に住みたいですね。

でもね、イギリスでは幽霊が出る家のほうが、資産価値が高いんですよ。「幽霊が出ます」と聞くと「伝統的でいいですね」となる。センセーショナルなポルターガイストに比べると、ホーンティングは穏やかなんです。ホーンティングは見えるだけなので、じわじわとした恐怖です。

――じわじわとした恐怖、嫌です。

そうですか?一方のポルターガイスト現象は大体、数カ月しか起きません。
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