イライラ対策・感情コントロールに必要な「前頭連合野」の鍛え方 (1/2ページ)

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ヒトは、サルなど他の動物と比べ、論理的な考え方や、感情のコントロール、意欲ややる気を引き出す作用のある「前頭連合野」が特異的に発達しています。仕事や試験など、ここぞ!という時に気合いを入れることができるのも、この前頭連合野のお陰です。

しかしながら、睡眠や運動といった生活習慣改善の指導をしている筆者は、最近,前頭連合野がきちんと働いていない生徒さんが多いように感じます。

イライラしやすくなったり、人と衝突しやすくなったり、論理的に考えられなくなっていたり…。もしあなたが最近、このような状況にあるのであれば、何も梅雨が原因ではなく、もしかしたら前頭連合野の働きが鈍くなっているのかもしれません。

前頭連合野は睡眠不足で働きが鈍る睡眠は、脳や身体の疲労回復や機能修復をするために必要なものです。他の動物種と比べ、極端に発達したヒトの前頭連合野は、様々な環境や人間関係に対応するために日中酷使されているので、睡眠中は特に休息する必要のある部位と言えます。

しかし、睡眠不足になれば、前頭連合野が十分な休息ができず、その結果、論理的な判断や計画、分析といったことが困難に。また、情緒中枢の大脳辺縁系は前頭連合野と密接な関係を持っているため、前頭連合野の働きが低下すると気分が不安定になり涙もろくなることも。感情をうまくコントロールするためにも、睡眠の質を高くすることが大切ですね。


徐波睡眠を出現させる必要があるノンレム睡眠には、睡眠段階1~睡眠段階4の階層があり、レム睡眠と合わせて約90分~100分周期で4~5回ほど繰り返しながら浅くなっていきます。

その中でも、前頭連合野をしっかり休息させることができるのは、睡眠段階3や4といった徐波睡眠中です。

そのため、ノンレム睡眠の中で最も深い徐波睡眠が出現しないような状況が続くと、前頭連合野を休息させることができずに、日中のパフォーマンスが落ちたり、感情のコントロールができなくなったりする可能性があるのです。


徐波睡眠は全ての方に出現するわけではないどんな方でも夜は眠ります。
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