契約切れ間近?SMAP解散説がいまだに燻り続ける舞台ウラ

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Photo by kulimpapat
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 SMAPの独立・解散騒動に関して、今なお余波が続いている。解散騒動のなかで”ジャニーズ事務所残留”をいち早く決めた木村拓哉(43)と、独立派といわれる中居正広(43)、稲垣吾郎(42)、草なぎ剛(41)、香取慎吾(39)ら4人との溝は深まるばかりだというのだ。

「SMAPが集合する現場には険悪な空気が漂っています。収録中は木村と他の4人は一切口もきかず、木村ひとりがスタッフルームに入り浸っていることも。これまで5人揃って出演していたCMも、今年3月いっぱいで終了している。SMAPの不安要素をあげたらキリがない状態です」(週刊誌デスク)

■中居に関しては”独立”が既定路線?

 こうしたSMAPであるが、中居については”独立”という方向性で模索されている。『週刊女性』(主婦と生活社)が先日報じたのが、中居正の個人事務所設立案だ。ジャニーズ事務所内に個人事務所を設立し、事務所社長の取締役に中居が就任するというものだ。そのため、SMAPとしての活動はこれまで通りジャニーズとして取り扱うが、ソロの仕事に関してはこの個人事務所で受け持つ体制をとるという。SMAP活動を持続させたいジャニーズ側の意向と、中居の意志を出来る限り尊重したバランスの取れた策だともいえる。

 一部報道によると、中居は今年1月に、今回の騒動に関する謝罪を生放送で行った後に、「その気になったら(独立を)やっちゃうよ」とテレビ関係者らに語ったとも報じられている。これまでリーダーとしてSMAPを牽引してきた中居であるだけに、さまざまな選択肢があるようだ。

 その一方で、”独立派”の4人がジャニーズそのものを退社して、別の芸能事務所に移るという話も消滅していない。また、ジャニーズの方でもこの冷え切ったSMAPの状況を見直すべく、彼らの育ての親である元マネージャーを、ジャニーズの非常勤顧問として復活させるのではといった報道もある。

「SMAPとしては唯一のレギュラー番組『スマスマ』が特別編成続きで現場の異変を伝えている。元マネージャーの復帰はあり得ないですが、何が起きても不思議ではない状況が続いています」(前出・デスク)

 SMAPとジャニーズ事務所の契約更改は9月。今なお囁かれる解散説がどう落ち着くのか、はたまた落ち着くことはないのか。彼らの選択はあと1か月あまりで明らかになる。

文・橘カイト(たちばな・かいと)
※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
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