「宇宙の地図」 アインシュタインの相対性理論初となる宇宙のフルモデル化が完成 (1/2ページ)

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「宇宙の地図」  アインシュタインの相対性理論初となる宇宙のフルモデル化が完成
「宇宙の地図」 アインシュタインの相対性理論初となる宇宙のフルモデル化が完成

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 アインシュタインによる相対性理論をフルに利用して宇宙のモデル化が行われた。ヨーロッパとアメリカの研究所で結成された研究チームが作成した2つのコンピューターコードは、「可能な限りの宇宙の最も正確なモデルにつながる」ものだ。重力とその作用について数多くの新しい知見が得られることだろう。

 相対性理論は非常に複雑だ。それゆえに、単純化することなしに宇宙のモデルを作ることはこれまでできなかった。最新のコードは史上初めて完全な相対性理論を利用したもので、領域ごとの物質の凝集や欠如の影響が取り入れられている。

 宇宙論重力研究所(Institute of Cosmology and Gravitation)のマルコ・ブルニ氏によれば、今後10年で実施される次世代型の銀河調査の結果、新しいデータが大量に入手されることが期待される。こうしたデータは超高性能望遠鏡や人工衛星からもたらされるもので、非常に精度が高い。そして理論的な予測においても、こうした高精度データに見合うだけのものが必要となるのだという。

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 最新のコンピューターコードは一般相対性理論を完全な形で適用するもので、今後を見据えた高精度化実現を目指すものだ。将来的には、単純化された仮定に基づくあらゆる作業においてベンチマークとして利用されるに違いない。

 本モデルは時空の屈曲と宇宙自体の物質との関係をマップ化することができるという。単純化されたシミュレーションと完全モデルとの差異を明らかにするにはさらなる努力が必要とのことだが、「物理学の常で、最終的には理論と観測結果の橋渡しをして、宇宙の仕組みがさらに解明されるでしょう」とブルニ氏は話す。
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