まるで巨大な万華鏡!ステンドグラスが美しすぎるパリの礼拝堂「サント・シャペル」 (2/3ページ)

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礼拝堂内の壁のほぼ一面がステンドグラスで覆われており、そのきらめきに歓声を上げずにはいられません。

一般的な教会と異なり、この礼拝堂では隣り合ったステンドグラスを隔てるのは細い柱のみ。そのため、万華鏡を思わせる連続した色の競演が見られるのです。

これらのステンドグラスは13世紀につくられたパリ最古のもので、総面積はなんと640平方メートルにも及ぶのだとか。それほど広くないこの礼拝堂でそれだけの面積をステンドグラスが埋め尽くしているなんて、驚嘆に値します。

しかも一つひとつのステンドグラスが極めて細やかで、色鮮やかで、いつまでも眺めていたくなるほど。

アーチ型天井の高さはおよそ20メートルで、ステンドグラスの高さは約13メートルから15メートル。入口から向かって左側の15のガラス窓には創世記からキリストの復活にいたる人類の歴史をテーマにした1113もの場面が描かれており、右側の14のガラス窓には聖書のエピソードが描かれています。

サント・シャペルのステンドグラスのなかでも最も重要とされているのが聖遺物箱がある祭壇の背後にあるキリストの受難を描いたものです。

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