まるで巨大な万華鏡!ステンドグラスが美しすぎるパリの礼拝堂「サント・シャペル」 (3/3ページ)
花びらのように見えるステンドグラス、「バラ窓」は直径9メートルで現存しているのは15世紀に制作されたもの。
「フランボワイヤン」と呼ばれる様式で「聖ヨハネの黙示録」を表しており、世界の終わりを象徴して日の沈む西側に設置されています。その中央部には終末期に生者と死者の審判のために戻ってきたキリストが描かれています。
そのあまりの美しさからステンドグラスにばかり目が向きがちですが、壁面や柱に施された装飾も精巧で、色彩に富んでいます。側壁の100の柱頭には、それぞれに異なる葉模様が表現されています。
オーディオガイドやステンドグラスを解説した日本語の説明書きもありますので、ストーリを知ったうえで見学するとより一層楽しめます。
色と光が織りなす巨大な万華鏡、サント・シャペル。パリに行ったら、その比類のない美しさをじっくりと味わいたいものです。
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