固定翼機と合体した新型ドローン「クワッドプレーン」で飛行時間が大幅アップ (2/2ページ)

FUTURUS

離着陸と水平飛行の切り換えは、フライトコントロールが制御。離着陸と水平飛行は、全てオートで行うことができる。ちなみに、エンジンを使用した飛行では、4~5時間もの間飛び続けることが可能だ。

垂直離着陸ができる飛行機と言う意味では、アメリカ軍などで採用する輸送機のオスプレイと同じだが、プロペラを傾けるなどの動作がないため、軽量で信頼性も抜群なのも魅力だ。

ちなみに、実際に離着陸と飛行した動画があるので、ご覧になってみて欲しい。

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=1zuswZFvFtQ]

■ 使える範囲がさらに広がる

まさに、ドローンと固定翼機のいいとこ取りをしたとも言えるこのモデル。離着陸に場所を選ばないことと、長距離飛行が可能ということで、実際に使える範囲はかなり広がりそうだ。

たとえば、災害時には従来のドローンよりも、より遠くへの緊急物資の運搬などができる。また、空撮などでも、より広いレンジの撮影が可能になるはずだ。

Source : enRoute

販売は、個別の企業などからの受注を受けて製作する受注生産形式。つまり、1台1台が特注品だ(価格も受注内容で変わる)。

日本では、航空法の規制により、私有地や認可を受けた場所でしか現状飛行できない。だが、様々な用途での需要が高まりつつあるだけに、今後このようなモデルが様々なシーンで活躍する日はそう遠くないだろう。

【参考】

※ ドローンと固定翼機を合体させた垂直離着陸機、クワッドプレーンを開発 – PR TIMES

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